アガサクリスティー至高のミステリー人気作品おすすめランキング10選

アガサ・クリスティー

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こんにちは!

皆さんはアガサ・クリスティーと聞いて、どんなイメージや想像を湧き起すでしょうか?
ミステリー好きな人には「たまらない名前の響き…」になっているのかも知れませんね。

アガサ・クリスティーといえば「まるで洋画家とも言える密室ロマンの鬼才!」とも称されてしまう、英国きっての女流作家!

現在でも「名探偵ポワロ」や「バトル警視」、「ミス・マープル」などでお馴染みの“緻密に緻密を重ねた、トリック犯罪”、“大どんでん返しを巧妙に盛り込んだ結末”など、まるでコナンドイルに並ぶほどの栄華を極めたミステリー作家と言えますね!

そんなロマンと哀愁と、そして数限りない傑作を描き続けたミステリーの女王、アガサ・クリスティーのおすすめ作品を、私が自信をもって厳選し、10作品、ランキング形式でお伝えしたいと思います!

では、参りましょう!

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アガサ・クリスティーのおすすめ作品ランキング:第10位~第4位

10位 そして誰もいなくなった

出版社:早川書房
発売日:2010年11月10日

1939年に刊行されたアガサ・クリスティーの長編推理小説。日本語初訳は『死人島』(雑誌『スタア』連載において、清水俊二により訳された。
孤島から出られなくなった10人が1人ずつ殺されていくという「クローズド・サークル」の代表的作品であると同時に「童謡殺人」(見立て殺人)の代表的作品とも評されます。
小説においてもリニューアル刊行が何度かされ、またクリスティ自身によって戯曲化もされました。
引用元

【あらすじ】
その孤島に招き寄せられたのは、たがいに面識もない、職業や年齢もさまざまな10人の男女だった。だが、招待主の姿は島にはなく、やがて夕食の席上、彼らの過去の犯罪を暴き立てる謎の声が……そして無気味な童謡の歌詞通りに、彼らが1人ずつ殺されてゆく!

『そして誰もいなくなった』は脱稿当初イギリスで新聞連載の形から始まって、ついにはアメリカの某雑誌記者の好評を買って著名雑誌での連載を機に、ゆくはドッド・ミード社「レッド・バッジ・ミステリー」において決定的に有名になった名作です。

現在でも映画やドラマ、また舞台劇でもその脚本と異質性の多い形容がねじとられ、多彩な感動を与え続けています。

静かに、地道に恐怖がうごめいて、少年少女から大人までがその戦慄を愉しめる異質のサスペンス・ホラー、ここに建材です。


9位 ビッグ4

出版社:早川書房
発売日:2004年3月16日

クリスティ自身の長編としては7作目に当たる本作。
エルキュール・ポアロシリーズの長編第4作目に当たり、内容は純粋なデザイン的なサスペンス、ガリバー系の要素も含めている。

【あらすじ】
ある日のことポアロのもとに、イギリスの諜報部員がやってきて、あることないことを語るような混乱状態に陥っていた。
彼は「数字の4」を紙に書き続け、ついには妄想にも似た奇怪な言動に走っていく。
そして、ポアロとヘイスティングズが所要で不在の折り、その諜報部員は殺されてしまう。
ポアロはその死に不審を抱き、日常にまつわる地道な捜査から、世界有数の犯罪組織「ビッグ4」の暗躍に差し迫る。

参考:アガサ・クリスティー『ビッグ4』読書メーター

歩アロシリーズはもう何作も観てきてますが、この『ビッグ4』で見せる「日常的なスケッチ操作」から「世界組織の謀略に差し迫る極端な転調」にはさすがにしびれて、ある種の痛快を覚えます。
ですが、ストーリーの強弱を常に忘れないクリスティの脚色は冴えていて、ロバート・グラント(ジョナサンの使用人)とポワロとの何気ないやり取りもなんとなくほのぼの…。

たくさんの「観るべき・読むべき醍醐味」が詰まった作品です!
本作でそれなりの感動を覚えたなら、『七つの時計』や『ポアロのクリスマス』などにも面白さと感動を得られるかも知れません。


8位 ABC殺人事件

出版社:早川書房
発売日:2003年11月11日

クリスティ18作目の長編で、エルキュール・ポアロシリーズの長編第11作に当たる長編小説。

注意することだ―ポアロのもとに届けられた挑戦状。
その予告通り、Aで始まる地名の町で、Aの頭文字の老婆が殺された。
現場には不気味にABC鉄道案内が残されていた。
まもなく第二、第三の挑戦状が届き、Bの地でBの頭文字の娘が、Cの地でCの頭文字の紳士が殺され…。

〈ABC殺人事件 The ABC Murders (ラダーシリーズ Level4)〉

サスペンスというより「面白さ」が目立つ作品。
いつもの秀逸なミステリー展開もさることながら、ポワロと実際の犯人とのやり取りに目が行って、ポワロの人間味あふれる言動がやにわに「焦り」を伴う…。
なかなか興味深い犯人への追跡が興味をそそります。


7位 ひらいたトランプ

出版社:早川書房
発売日:2003年3月10日

エルキュール・ポアロに加え、バトル警視、アリアドニ・オリヴァ夫人およびレイス大佐など、クリスティ作品の登場人物が多数競演する内容となっている。

【あらすじ】
名探偵ポアロは偶然から、夜ごとゲームに興じ悪い噂の絶えぬシャイタナ氏のパーティによばれた。
が、ポアロを含めて八人の客が二部屋に分れてブリッジに熱中している間に、客間の片隅でシャイタナ氏が刺殺された。
しかも、居合わせた客は殺人の前科をもつ者ばかり…ブリッジの点数表を通してポアロが真相を読む。

クリスティ作品にしては珍しい「どたんばの展開」が何度も入れ子式に集まる一作。
本来の落ち着きを地にした日常的な展開はよそに置き、犯人とポワロとの実践的なやり取りが画一的!読み応えのある一作です!

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6位 ナイルに死す

〈ナイル川に死す〔上〕〉

〈ナイル川に死す〔下〕〉

出版社:早川書房
発売日:2008年6月25日

1937年に発表した推理小説。
名探偵エルキュール・ポアロが船上での怪事件に挑む。
クローズド・サークルものの傑作の一つ。
エルキュール・ポアロシリーズの第15作目の作品。
引用元:Wikipedia

【あらすじ】
●『ナイル川に死す〔上〕』
イギリスでも一、二をあらそう大金持ちのうえに、誰もがうらやむ美貌のリネット。
そのリネットが結婚相手に選んだのは、意外にも貧乏な若者だった。
だが、その若者サイモンは、じつはリネットの親友ジャッキーの婚約者だったのだ。
ハネムーンへと旅立った二人の前に、ジャッキーが姿をあらわす。
復讐に執念を燃やすジャッキーにおびえる二人。
旅の道づれになった名探偵エルキュール・ポアロは、不吉な予感をいだくが…

●『ナイル川に死す〔下〕』
ナイル川を航行する客船カルナク号の船上で、ついに起きた殺人事件。
一発の弾丸が、リネットの命をうばったのだ。
乗りあわせていた名探偵エルキュール・ポアロの捜査がはじまる。
ところが、リネットとサイモンに復讐をちかっていたジャッキーには完璧なアリバイがあった。
夫のサイモンも負傷のために犯行をおこなうのは不可能。
容疑はほかの船客にもむけられるが……大胆かつ華麗なトリックに、ポアロの頭脳が挑戦する!

クリスティ作品の内でも最も有名な名作の1つで、〔上〕〔下〕巻を合わせた長編ミステリー。
ようく筋を追っていかないと「誰が犯人で、どこでどうしてそうなって、なんでそんな風に終われているのか…?」が一向に判らなくなってゆくハメになる…。
けっこう上級者向けの一作ですが、このストーリーを完全にマスターしたあとには、壮大な感動と達成感と、それなりの哀愁さえ残してくれる秀逸作です…。


5位 マギンティ夫人は死んだ

出版社:早川書房
発売日:1958年4月30日

原題「Mrs. McGinty’s Dead」、エルキュール・ポアロシリーズの第24作目に当たる長編推理小説!

【あらすじ】
〈主な登場人物:〉
1エルキュール・ポアロ→私立探偵
2マギンティ夫人→掃除婦
3アリアドニ・オリヴァ→女流探偵作家
4スペンス→キルチェスター警察の警視

掃除婦としていくつかの家で働いていたマギンティ夫人が何者かに殺された。
そして、彼女の家の間借人だった男が逮捕されるのだが、スペンス警視は彼が無実だと確信し、ポアロに捜査を依頼した。
あらゆる証拠が彼を指している中、ポアロは真犯人を見つけられるのか。
引用元:wikipedia

〈マギンティ夫人は死んだ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)〉

ポワロ第58話目において映像化されている作品でもあり、とても脚色に富んだ作品です。
なんといっても、マギンティにまつわる不可解な死が「謎が謎を呼ぶ」形で早い展開で、しっかり読んでいないと置いてかれるような展開の早さ!長編ながら、まるで短編の勢いを思わすそんな作品です。
さらっと長編を読みたい人にぜひおススメの作品です。


4位 パディントン発4時50分

出版社:早川書房
発売日:2008年7月25日

原題は「4.50 from Paddington」であり、1957年に刊行されたミステリー女王の完熟した体裁の推理小説。「マープルシリーズ」の長編第7作目に当たる。
引用元:wikipedia

【あらすじ】
マープルさんをたずねる友だちのマギリカディ夫人が、その途中で列車の窓から見たのは、おそろしい光景だった。
ならんで走っている列車のなかで男が女を絞め殺す瞬間だったのだ。
すぐに通報したが、女の死体はどこからも発見されない。
だれも信じてくれなかったが、マープルさんは別だった。
みずから調査をはじめると、問題の線路付近にある大きな屋敷に目をつける…

ミス・マープルシリーズの中でもけっこう残虐かつシュールな描写が満載で、読みながらとても痛快なイメージが想像しやすい「ひどく読みやすい・かつ楽しめる名作」です。

緻密な展開や凝った描写よりも、「痛快作!」に引かれる人にはぜひおススメしたい一作です。

さていよいよここから、ミステリーの鬼才と崇められた『ミス・マープル!』とも称されたクリスティに人気作品、トップ3の発表です!

ベスト3は次ページへ!


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