ショートショート、SFで有名な星新一。
手軽に読めて、アッと言わせてくれる作品もあれば、寓話やブラックジョーク的なノリの深い作品もあり、一冊の短編集でも飽きがこないのが現在でも多くの人に親しまれている理由かもしれません。
通勤通学のスキマ時間、寝る前に一篇だけ…そんな読み方でもインパクト抜群な星新一の小説をおすすめランキングにしてみました!
星新一 プロフィール
出身地:東京都
生年月日:1926年9月6日
デビュー作:セキストラ(1949年)
手軽に楽しめる!ショートストーリーの神様
「ショートショート」という小説ジャンルを世に知らしめた星新一。
生涯で書いたショートショート小説の数はなんと1000篇以上!
そのアイデアは一体どこから湧いてくるんだろう…。
SFショートショート以外にも、ノンフィクションやエッセイなども執筆しています。
星新一の人気おすすめ小説ランキング5
第5位.「悪魔のいる天国」
出版社:新潮社
発売日:1975年7月29日
36編の短編が収録されています。
古い話のはずなのに21世紀になった今、辺りを見渡してみるとこの本に出てくる世界に近づいているような…。
【あらすじ】
ふとした気まぐれや思いつきによって、人間を残酷な運命へ突きおとす“悪魔”の存在を、卓抜なアイデアと透明な文体を駆使して描き出すショートショート36編を収録する。人間に代って言葉を交わすロボットインコの話『肩の上の秘書』、未来社会で想像力にあふれた人間を待ち受ける恐怖を描く『ピーターパンの島』など、日常社会、SFの世界、夢の空間にくりひろげられるファンタジア。
タイトル通り、「悪魔」が出てくる話が多く収録されています。
悪魔そのままだったり、悪魔の存在だったり。
ブラックユーモアがふんだんにちりばめられた星新一作品の中でも、特に毒が強い短編集かもしれません。
第4位.「きまぐれロボット」
出版社:角川書店
発売日:2006年1月25日(改版)
子どもでも読みやすい短編集。
教育テレビの番組で映像化されたこともあるようです。
子どもと一緒に星新一が楽しめちゃいます。
親子で一冊の本を読んで感想を言い合うのは素敵ですよね。
【あらすじ】
おなかがすいたら料理をつくり、あとかたづけに、へやのそうじ、退屈すれば話し相手に。なんでもできるロボットを連れて離れ島の別荘に出かけたお金持ちのエヌ氏。だがロボットはしだいにおかしな行動を…。博士の不思議な発明、発見が様様な騒動を巻き起こす。傑作ショートショート集。
子供向けに書かれていますが、大人が読んでもちゃんと面白いです。
とはいえ読む人間の立場が違うと、感想が変わってくるのは当然のこと。
子どもと大人で印象が変わりそうな話が多いです。
子どもの頃読んだことがある人も、再読してみると別のものが見えてくるのではないでしょうか。
第3位:「妄想銀行」
出版社:新潮社
発売日:1978年4月3日(改版)
第21回日本推理作家協会賞受賞。
表題に銀行、とあるようにどことなくお金の絡む話が多い気がします。
【あらすじ】
人間の妄想を取り扱うエフ博士の妄想銀行は大繁盛! しかし博士は、彼を思う女からとった妄想を、自分の愛する女性にと……32編。
拾った鍵に合う鍵穴を探すうちに年を取ってしまう男の話、「鍵」は人生の寓話のような感じ。
こっちの心が痛くなってきちゃいます。
他の作品も同様に皮肉たっぷりでスパイスが効いています。
これは子どもより大人におすすめ。
身につまされましょう!
第2位:「ようこそ地球さん」
出版社:新潮社
発売日:1972年6月19日
初期の短編が多く収録されています。
デビュー作の「セキストラ」もこの本に。
ファンに人気が高い「処刑」、「殉教」も収録。
初期とはいえ面白さはピカイチです。
【あらすじ】
文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。
死にまつわる話、ほっこりする話など、星新一のショートショートの色々なパターンを読むことが出来る一冊。
これで好きなショートショートを見つけてみては。
第1位:「ボッコちゃん」
出版社:新潮社
発売日:1971年5月25日(改版)
星新一の作品の中でも特に有名な「おーいでてこい」や「ボッコちゃん」が入った短編集です。
【あらすじ】
スマートなユーモア、ユニークな着想、シャープな諷刺にあふれ、光り輝く小宇宙群! 日本SFのパイオニア星新一のショートショート集。表題作品をはじめ「おーい でてこーい」「殺し屋ですのよ」「月の光」「暑さ」「不眠症」「ねらわれた星」「冬の蝶」「鏡」「親善キッス」「マネー・エイジ」「ゆきとどいた生活」「よごれている本」など、とても楽しく、ちょっぴりスリリングな自選50編。
謎の穴に不要なものを捨てていく「おーいでてこい」は別タイトルになって「世にも奇妙な物語」でドラマ化されていたので、あらすじをしっている人も多いのでは。すごい傑作です。
初めて星新一を読む人には特におすすめ。
星ワールドを堪能できます。
まとめ
星新一のおすすめ小説ベストランキング5のまとめ!
1位.ボッコちゃん
2位.ようこそ地球さん
3位.妄想銀行
4位.きまぐれロボット
5位.悪魔のいる天国
初めて星新一を読む!という人にはぜひ「ボッコちゃん」をおすすめします。
また、SFをあんまり読んだことが無いという人にも、星新一は気負わずに読めるちょうどいい作家だと思います。
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