神さまの言うとおり弐 原作本あらすじとラストのネタバレ注意

神さまの言うとおり弐

少年マガジン連載の「神さまの言うとおり」が、一部から長い連載を経て、「弐」が終了しました!
残念すぎます…ラストには切ない感慨が残るんですけど。

そう、弐のラストです。

ここでネタバレしちゃうと同時に、なんだか余韻を残す「神さまの言うとおり 弐」のあのラストには、もしかして続編が期待できるのか?

そんな感じで、考えていきましょう!

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神さまのいうとおり 弐 原作のラスト直前「神罰ババ抜き開始」ネタバレ

ラスト近くには、選ばれし者が残ったという感じのメンバーで、「神罰ババ抜き」デスゲームが行われます。

「引いたら死」だの
「引かれたら死」だの
「時限爆弾」(これは回していってカウント0のところで爆発します)だの
「喋ったら死ぬ」だの
「しゃくれ」(顔しゃくれてないと死ぬ)だの
「ハイテンション」(テンション上げっぱなしてないと死ぬ)だの…

引くのこわっ!どれ引いていいかビクビク!というババ抜き決戦です。

引いたら死ぬカードやら、持ってる間にカードの指示通りにしていないと死ぬカードやら、マチマチですが、これが相性があって、シンクロカードを持っている場合は、前のメンバーと同じ状況を保つか、同じ状況になる、最悪、前のメンバーが「引かれたら死ぬ」の場合、自分もシンクロして死んじゃうわけですよ。

そして、「喋ったら死ぬ」を持っているなら、黙っていれば死にませんが、カードの中には「夢を語れ」というのがありまして、もしそれが回ってきたら、喋らざるを得ませんから、死にます。

ラスト前「神罰ババ抜き」減っていく生き残りたち、ネタバレ

まあね、その通りにしなきゃ死ぬとはいえ、見ていて面白いのは「しゃくれ」「ハイテンション」「キス」ですね。

一部で、主人公の高畑瞬と一緒に生き残った、二部では「世界を滅ぼす」という真っ黒な野心を持っている、どこか子どもじみた天谷は、「しゃくれ」を引いたとたん、しゃくれ笑顔で、「行くじょ、このやろー」と、変な気合を入れて、つまりゲームを楽しんでます。

天谷のゲームの参加に対する感覚は、生き残ることより、死の瀬戸際でヒリヒリしたいという危険思想ですから、上手くババ抜きを切り抜けながら、ババ抜きであるから最後に手元い残れば死ぬ、けれども持っている間は死なないジョーカーを引かれても、「あ、ジョーカー取られたー」と軽い反応です。

で、このババ抜きの席で、外国人なのに何故か関西風ツッコミっぽいアルフに、「なんでそんな反応薄いんだよ!」とか言われてます。
全てのゲームをクリアして生き残れば、神の力を得て世界を思い通りに出来ますが、天谷が語る陳腐な夢に、ここでもアルフが「子どもの夢かよ!」とツッコんでます。

なんか、デスゲームということを忘れそうなメンバーというか、ほのぼの…と思いきや、安定していたその顔ぶれを、天谷がぶっ壊します。
ハイテンションを維持しなきゃ死ぬアルフを、デコピンカードを引いた天谷、大理石テーブルをデコピンでぶち壊すという驚異のウォーミングアップ(どこが?)の後、アルフをその力で気絶させ、ハイテンション解除のアルフ死亡。

二部主人公の明石とタッグを組む丑三は、どこかホモっ気があるのか、明石とのキスを強く求め、キスカードが回ってくるのを待ってますが、明石はそれを利用し、自分の持つ時限爆弾カードに細工し、カウント1の丑三と協力、カウント0を、天谷とは違う意味での危険思想を持つオスメスに回して殲滅します。

黙ってなくちゃいけない、サーカス団の少女ハンナは、夢を語れカードを引き、潔い笑顔で散ってしまいました。見事な最期でした。
死に際して、楽しかった、好きなように生きればいい、と語る夢ってすごいじゃないですか。

天谷は一足先に神の場に到着、ババ抜きの場に残る宿敵は、ゲーム開催者のかみまろのみで、かみまろにカードを引かせる順番にある瞬は、「引かれたら死」を、かみまろは、それを引いたら瞬の道連れになるシンクロカードを持ってます。

瞬にカードを引かせるのは、神になったら瞬とデートする!と言った、瞬を好きないちかですが、いちかは、瞬の持ち札全部を捨てさせるため、つまり生きて上がり、神にさせるため、「引かれたら死」を渡し、「だって好きなんだもん」と笑い泣きで飛び散ってしまいます。

健気すぎますよー。だから、瞬には、それを本当は無駄にしてほしくなかったけれど、瞬にとっての自分の生き方は、神ではなく、人間としての自分を通すことでした。神として生きることより、人間としての死を、そしてかみまろを道連れに消すことを選びます。

かみまろは、それに初めて人間らしい喜びの笑顔を浮かべ…かみまろも成育歴が複雑で、誰かに救われたかった一人なんですね。

もう、危険人物はいません。
平和を願った人間も散っちゃったんですけど。

明石、丑三、そして人を大勢殺したことを悔いてこれからは人のために生きると決めたリリィの三人です。
三人で生き残ろうと言う明石が忘れていることを、丑三とリリィが指摘します。
ババ抜きは、最後に誰かの手元にジョーカーが残る、つまり誰かは死のジョーカーで死ぬしかないんです。
明石が上がり、予想通り、次に上がってきたのは丑三でした。

その頃、天谷は喜々として地上を攻撃してますが「天谷ビーム!」とか、マジ子どもか!とアルフじゃないけど、ツッコミたい気分です。

ただ、天谷にはそれなりの理由があったんですね。
親からネグレストを受けた子ども時代が、天谷を大きく歪める原因らしい描写があります。
鬼気迫る人物像ですが、どこか成長しきれていないんでしょう。

ラストゲーム「DISE」(ダイス)と原作結末ネタバレ

最後の神として上がった明石と丑三との決着のため、天谷は他一切の神の力を封じて、最後のゲーム「DISE」(ダイス=さいころ)を作ります。
さいころを順番に振り、出た目の数だけ他の誰かを殴れる、そして殴られた相手は、その数だけ親しい人の記憶が消えてしまうという、絶望的なゲームです。

腕力の強い三人がお互いバンバン殴り合うんですからダメージも強い、しかもゲームルールの一つには、カウント10で立ち上がれなければ死ぬ、という負けルールが設定してあります。

殴られて誰かの記憶が消えると、誰を忘れてしまったのかさえ思い出せないゲームの中、明石は決して忘れたくなかった丑三の記憶も消えてしまいますが、すぐ隣にいる丑三が、自分の拠り所だった存在だと確信して、全ての記憶が無くなった空っぽの存在になっても、ただ空虚な自我のままで、天谷を殴り続けるという奇異な行動に出ます。
もう、人間を超えた何かになっちゃったんですね。

天谷は天谷で、これまたおかしな現象が起きます。
殴られると、忘れてしまう人間がシャボン玉となって飛び出すんですが、天谷を何度殴っても、高畑瞬のシャボンが絶えず溢れる、消えていきません。

瞬が、天谷の芯というか、支えだったという意外性です。
表裏一体というか、目指す方向が違っても、瞬と天谷は根っこがおんなじです。
天谷が認めたのは、欲しがったのは、瞬一人だったってことですよ。

寂しくて死にそう、と初めて泣きながら、寂しさを抱えたままの神になってやる、と言う天谷は、自分の振ったさいころの数だけ自分を殴ります。立てないカウントダウンで、最後に自分を一発殴り、飛び出してくるのが、子ども時代の寂しそうな天谷自身という、何とも切ない最期です。

ネグレストと、唯一自分の欲した瞬から解放されない、寂しい鬼だったんです。

明石も死に、神として生き残ったのは丑三でした。
だけど、明石を喪った丑三には、孤独以外残されません。

死んだ者を、そのままの人間として生き返らせることは神の力でも不可能、だから、丑三が選んだのは、最初のゲームが始まる前に時間を戻すことでした。

ゲームを始めないことも出来るのに、丑三は、もう一度ゲームを勝ち抜いた明石が、かみまろの代わりに悪神となる自分を殺しに来ることを待つんですよ。

歪んだ孤独な神がまた始めるゲームで、毎日を退屈に過ごす瞬や、刃物を持つ天谷は、ゲーム前の時間に戻り、そしてまた悪夢が始まる、余韻を残す「弐」の原作ラスト、思いっきりのネタバレです。
日常を生きる懐かしい彼らに、今度は生き残れ!人間として幸せになれ!と、つい声援でした。

原作 弐 ラストを迎え、続編はあるのか?

続編があるかないかの期待と、その賛否が世間で話題になっていますね。
どんなもんでしょ。

「弐」のラストは良い感じの余韻を残しています。

明石がゲームを勝ち残れたのは丑三がいたからで、丑三が神になり、ゲームに参加しなければ、丑三の望み通り、彼のもとに辿り着くことは不可能と思われます。

それなら、続編が作られるとしても、丑三を「アフターかみまろ」とするより、別人を「後釜かみまろ」として登場人物は総入れ替えになるかも知れません。
明石と会えない丑三は存在理由がないですし。

とすると、あれだけ個性の強いメンバーを超えるキャラを生み出せるかな、という疑問が残りますね。
続編を期待するとすれば、より高度で緊迫感あるゲームと、強くて濃いキャラの組み合わせを作者にお願いしたいところです。

神さまの言うとおり弐(21)<完> (講談社コミックス)

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