相棒16 12話 あらすじ&ネタバレ感想 桜田ひよりの演技が上手い?将来に期待と話題に

相棒16

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今回の相棒 Season16 12話は「暗数」を元にした、衣笠家にまつわる奇怪なストーリーです。

警視庁副総監・衣笠藤治(大杉漣)が何者かに襲われ、その後から執着するように謎の犯人たちは衣笠家への脅迫をし続けます。

そもそも衣笠副総監には「恨みを持つ人物」が多いことから、犯人の目星はかなり多く、その点から言っても今回のタイトル「暗数」というのは、見事にストーリー性を膨らませます。

事件発生直前に、警視庁サイバーセキュリティ対策本部の青木年男(浅利陽介)と衣笠副総監が会食していたことから、今回の容疑者には青木もあげられます。

一方、衣笠家に連続して届く脅迫状によって衣笠の妻・祥子(筒井真理子)は体調を崩してしまいそのまま入院。

代わりに家政婦としてやってきた沖田晃子(長野里美)に、微妙な不審を抱く杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)。

微妙な掛け違いがさらに微妙な異変を積み重ね、気づけば「かなり大きな事件」につながっていた…!

今回も右京と亘の独自捜査と、奇抜きわまる発想の連続が事件解決を担う〝驚愕の進展〟です!

それでは、相棒 Season16 第12話のあらすじと感想を紹介していきます。
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒 Season16 第12話 視聴率

タイトル:「暗数」
視聴率:15.5%

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相棒 Season16 第12話「暗数」あらすじ ※ネタバレあり

いきなりの襲撃!

衣笠副総監とサイバー犯罪対策係の青木とは、青木の父親が衣笠の旧友だったこともあり、特別な関係にあった。

衣笠は青木と一緒に会食に出かけた帰りのある夜、まがまがしい格好をした何者かによって刃物で切りつけられた。

犯人は2人組みで、顔も素性もわからないまま、その後は行方不明に。

驚いた衣笠副総監だったが何とか難を逃れ、それ以上のダメージを負うことはなかった。

この経過と事件の粗様を青木から聞かされた特命係は、さっそく衣笠副総監の身辺状況を確認し始め、じかに副総監から「犯人への心当たり」や「最近に起きた変わったこと」などを切り口に、犯人の素性を求め始めた。

青木は「事件直前に会食していたこと」から〝自分も疑われている〟と疑心に駆られ、右京と亘に潔白を証明してもらうべく、必死で捜査協力をお願いする。

そんな事件に巻き込まれ方をした青木のこともあり、右京と亘はいつも通りの敏腕にさらに磨きをかけて捜査を開始していく。

7年前のカルト教団検挙事件

捜査が進むにつれ、過去に起こったある事件が浮かび上がった。

宗教団体検挙事件!

衣笠副総監には(ストーリー現在から)7年前の県警本部時代、「ウエボ神義教団」という熱狂的な宗教団体を一斉検挙した経緯があった。

このカルト集団は現在でも活動を続けており、過去の恨みを募らせた人物が今回の事件の首謀者であることも納得できる。

「この宗教団体の何人かが、今回の事件の犯人では?」

右京と亘は怨恨の可能性を視野に入れ、さらに独自捜査を進展させながら、今度は送り届けられた脅迫状の線から「犯人割り出し」を求めていく。

青木も今回はいつも以上に捜査へ身を乗り出してきており、「通り魔」、「カルト集団の存在」、「脅迫状」、この3点は必ず関係していると睨んでいた。

衣笠家の災難

右京と亘は捜査上でどうしても「衣笠家の現状を知る必要がある」として、ある日、衣笠家を訪問する。

脅迫状はかなり激しい内容をもって届けられていたので、それにショックを受けた衣笠の妻・祥子は、体調を崩して療養していた。

その脅迫状にまつわるショックに、さらに大きなショックが加わった。

それは「犯人が勝手に衣笠家に押し入り、その侵入後に脅迫状を、衣笠の書斎に置いていた」という事実。

いつでも自由に家宅に入られていることに精神的ショックを受けた祥子は、「いつ自分たち家族が襲われてもおかしくなかったこと」から、多大な恐怖を覚えていたのだ。

この辺りの事情を、訪問時にちょうど在宅していた衣笠の娘・里奈(桜田ひより)から聞かされた右京たちは、事の重大さを再確認するべく、早急な事件解決の必要性を感じ始めていた。

家政婦・晃子への疑惑

右京は衣笠宅訪問時から、現在の衣笠家の家事を任されている家政婦・晃子の存在へ一抹の疑惑を感じていた。

・普通なら、刑事事件に巻き込まれたらどんな形かでも動揺するだろうに、彼女にはそういった素振りがない。

・晃子が犯人の一味だと想定すれば、衣笠家の隅々まで知っていることから、脅迫状を衣笠の書斎に置くことも造作なくできる。

・初対面時から、警察への態度が微妙におかしい。

これらの晃子に見られる態度から右京は、事件解決へのヒントを晃子に焦点を当てることで得ようと試みた。

家政婦・晃子の過去歴

警視庁副総監が襲われたということを受け、警察は事件解決の究明を急いでいた。

この解決への早急性は当然特命係へも影響し、特命係はいつもよりさらに慎重かつ急務を抱え、事件解決へのヒントとなるものにはどんな糸口をも見つけようとしていた。

特命係はもしかすると不発に終わるかも知れない糸口として、「晃子の素性」を調べることにさらなる進展を期待していた。

晃子の素性を調べるべく、そこでまず、晃子の身元を洗い始めた。

そこで晃子の身元保証人が「市原祥子」だと判り、その「市原」という姓は里奈の母親・祥子の旧姓と同じであると判明。

つまり晃子の身元保証人は、衣笠の妻・祥子となる。

衣笠の妻・祥子、その娘・里奈、そして家政婦の晃子、「この3人に何らかのつながりがあるのでは?」と疑惑を感じた右京らは、その系図の詳細について調べていった。

すると晃子が4年前に、実の娘を亡くす事件に遭っていたことが判明する。

晃子と祥子の、偶然の出会いからの協力

衣笠の妻・祥子は4年前、偶然にも晃子と出会っており、その晃子の身の上に起きた「娘を亡くした悲劇」について聞いていた。

4年前当時、晃子の娘(22歳)は、勤めていた会社の上司に強姦されていた。

それをもとに被害届を出していたが、その上司は地方の有力者であり、警察による圧力が掛かって捜査は即座に中断された。

その圧力を掛けた張本人が、今回襲撃された衣笠である。

晃子の娘はその一連の経過に絶望し、自ら命を絶った。

そのあまりにも不条理な悲劇を晃子から聞いていた祥子は、自分の夫である衣笠を懲らしめるためにも、衣笠に脅迫状を突きつけた。

過去に祥子も、この晃子の娘が経験した悲劇と同じ経験をしていたのである。

脅迫状を書いたのは晃子だったが、その脅迫状を衣笠の書斎に置いたのは祥子だった。

しかし自分がしていることは共謀犯罪、そうした事件に深く関わっていく自分を反省するうち、祥子はだんだん良心の呵責によって精神不安定となり、今回の療養に至る。

田川千波(久保田磨希)の登場

川崎北署に勤務する女性刑事・田川は、その晃子と晃子の娘に訪れた4年前の事件を担当していた。

晃子は4年前当時、この田川から「圧力を掛けて捜査を中断させた背景と、警察内部の事情」を聞いていた。

里奈が暴漢に襲われる

捜査が進むにつれて次第に事件詳細が明るみに出る頃、今度は衣笠の娘・里奈が、何者かに襲われた。

そのときちょうど一緒にいた晃子が里奈を身を挺して守った。

さらに右京と亘が現場に駆けつけたことにより、その暴漢は現行犯逮捕された。

取り調べによると暴漢は、以前から衣笠家の防犯カメラの映像を盗み見、衣笠家の情報を一部始終ハッキングしていたことが判る。

谷崎荘司の登場

青木の同僚である、サイバーセキュリティ本部の捜査官・谷崎荘司(柴木丈瑠)の浮上によって、事件の進展は大きく変動する。

谷崎は以前から衣笠の身辺を探っており、さらにインターネットで復活した「ウエボ神義教団」の裏サイトにも出入りしていた怪しい人物だった。

衣笠家の事情を深く知っていた彼なら、いつでも衣笠家に異変をもたらすことも、さらには衣笠を襲うだってできる。

この谷崎への疑惑を一番に感じ取ったのは青木であった。

右京や亘もこの谷崎への疑惑を膨らませ、谷崎の身辺調査を念入りに行なっていく。

するとこの谷崎が、「ウエボ神義教団」の信者であることが判明する。

教団に衣笠の行動を横流ししていたのは谷崎で、この谷崎の情報を利用して教団員は衣笠を襲撃したのだ。

谷崎は仕事としてカルト教団の捜査をしているうちに、その教団にすっかり洗脳されてしまい、一方的に教団に入信してしまっていた。

ウエボ神義教団による襲撃

ウエボ神義教団は7年前の「一斉検挙事件」を根に持ち、怨恨から衣笠を襲撃していた。

今回の事件は、2つの事件が偶然絡んだものだった。

しかしその2つの事件とも、衣笠自身が引き金となっている。

谷崎が横流ししていた情報から衣笠の行動を先回りし、衣笠が1人になるのをねらって襲撃していた教団員は、最後の最後で失敗した。

再び教団員が衣笠を襲ったとき、その経過は右京と亘の想定内にあった。

右京と亘は手際よく襲撃してきた教団員を取り押さえ、衣笠を襲った今回の一連の犯人が「ウエボ神義教団員」であることが明確になった。

つまり衣笠は、教団と、妻・祥子や晃子からの、2重の恨みを買っていたのである。

罪の行方・・・

一連の事件が解決し、右京と亘に礼を言った衣笠は、その日の仕事を終えて帰宅した。

帰宅すると、妻・祥子と娘・里奈がかいがいしく夕食の準備をしている。

はじめ気まずそうにしていた祥子と衣笠だったが、衣笠は一連の経過を踏まえ、祥子がしたことを許した。

しかし、祥子の心にはどうしても4年前に晃子とその娘に起きた、罪の行方をあいまいにした「汚れた事件解決」が残された…。

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