「西郷どん」第三話「子どもは国の宝」では貧しい武士の少年、中村半次郎(中村瑠輝人)との出会いと島津斉興(鹿賀丈史)による斉彬(渡辺謙)派の粛清、世に言うお由良騒動が描かれていました。
粛清によって、吉之助(鈴木亮平)たちの師である赤山靱負(沢村一樹)に切腹の御沙汰がくだったところで三話は終わりました。
いよいよ第四話は赤山先生の死と新しい藩主の誕生が描かれています!!早速あらすじで振り返りましょう。
※この記事はネタバレ含みます。
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西郷どん 第4話 あらすじ ※ネタバレ
大河ドラマ「西郷どん」
第4回「新しき藩主」本日放送!!斉彬がついに動き出す!
父との最後の戦いは、衝撃の展開へ――!BSプレミアム:午後6:00〜
総合テレビ:午後8:00〜#大河ドラマ #西郷どんhttps://t.co/ADq1IvQLPZ pic.twitter.com/b12i269uN6— 大河ドラマ「西郷どん」 (@nhk_segodon) 2018年1月28日
赤山先生の最期
赤山先生の御沙汰の知らせを受けた吉之助はいても立ってもいられず、お城に直訴しに向かった。大久保正助(瑛太)ら門弟仲間は、それを必死に止める。
しかし、みんな気持ちは一緒で、正助が島津久光(青木崇高)に直訴することを提案する。
そして、吉之介らは久光に「われら幼き頃より赤山先生の薫陶(くんとう)をは受けてきもした門弟にございます。どうか、こたびの赤山先生の御沙汰、お取消しくださいもんせ」と地べたに這いつくばり懇願した。
すると久光は「おいに何ができる」「おいにはどげんすっこもできん。おいに言うな」と吐き捨て、籠に乗り、去ってしまった。
帰宅した吉之助のもとに中村半次郎が訪ねてくる。先日脱藩を思いとどまらせ助けたことで、武士を捨てずに済んだと、お礼に畑でとれたカライモをもってきたのだ。吉之助は半次郎に「おはんの剣の腕前は本物じゃ。せいぜいきばってお父上様に負けん侍にならんにゃいかんぞ。」と励ました。
その後、吉之助ら門弟は赤山邸に招かれた。
吉之助は半次郎が持ってきたカライモを差し入れた。赤山は「イモのように切磋琢磨して立派な侍になってくれ。」と最後の教えを授けた。
翌日、嘉永3年3月4日。赤山は切腹した。介錯人は吉之助の父吉兵衛(風間杜夫)が務めた。吉之助も赤山の最期を見届けた。
吉之助は悔しさのあまり「あん妾、たたき斬っ!!」と刀を握った。吉兵衛は「赤山先生の思いを無下にすんな」と吉之助をとめた。
赤山の切腹は斉彬の耳にも届いた。しかし、粛清は続き、大久保家にも粛清の手が及んだ。正助の父大久保吉兵衛(平田満)は喜界島に島流しの刑となり、正助もお城づとめを解かれ謹慎処分となった。
新藩主の誕生
吉之助は無念の思いを斉彬に文でぶつけた。斉彬に新藩主になってほしい思いを書き綴った。
そのころ、斉興は江戸城に新年のあいさつに訪れた。そこで、上様からの贈り物として、阿部正弘(藤木直人)は斉興に茶器を贈った。茶器を贈られることが幕府からの隠居勧告であった。
斉彬は斉興の下を訪れ、隠居を進めた。吉之助の手紙ことを話し、自分が藩主になって薩摩を立て直さなければならない、藩主にふさわしいふるまいをして薩摩を守ってほしいと懇願した。
しかし、「おまえが好かん。」と斉興は聞く耳を持たない。斉彬は密貿易で手に入れた拳銃でどちらが藩主にふさわしいかきめることを提案する。そして、斉彬は弾を一発だけ詰めた拳銃を自らのこめかみに当て、震える手で引き金を引いた。不発だった。続いて斉興に拳銃が渡った。斉興は恐ろしさのあまり拳銃を落としてしまう。
そして、側室の由羅(小柳ルミ子)に「これからはおまえと茶でん飲んで安楽に過ごすか」と言い、しぶしぶながら隠居を受け入れた。
こうして斉彬は齢43に、ようやく薩摩藩主に就任した。その知らせを受けた吉之助と正助は喜び、門弟仲間と赤山の墓に新藩主誕生の報告に行った。
嘉永4年5月8日、吉之助にとって生涯忘れられない日となった。第11代薩摩藩主島津斉彬がお国入りを果たしたのだ。300人のそれはそれは華やかな行列で、藩主のお国入りに薩摩は歓喜に沸いた。
その行列に吉之助の幼い弟たちが「こいがあたらしかお殿様か。きらっきらしかな~」と飛び出した。家来たちが制しようとすると「子は国の宝だ。これが新しいお殿様の顔だ。よろしく頼む。」とほほ笑んだ。
吉之助も新藩主の誕生に歓喜の雄たけびをあげた。「チェスト-!!!」
[ad#ad-1]赤山先生、どうか見守ってくいやったもんせ。#赤山靱負 を演じた #沢村一樹 さん、
その愛あふれる思いはこちらから。https://t.co/HCIeEmDuVn#大河ドラマ #西郷どん#もしもこの時代に写真があったなら pic.twitter.com/M7TZUK9lws— 大河ドラマ「西郷どん」 (@nhk_segodon) 2018年1月29日
西郷どん 気になる鹿児島弁解説!!
まずは久光の「おいにはどげんすっこもできん。おいに言うな」というセリフ→
「わたしにはどうすることもできない。わたしに言うな。」という意味です。
「おい」は「わたし」という一人称をあらわす意味ですが、反対に二人称をあらわす言葉に「おはん」や「わい」という鹿児島弁があります。
次に新藩主斉彬を見た子どもたちの「こいがあたらしかお殿様か。きらっきらしかな~」というセリフ
→「これが新しいお殿様か。威厳があって立派だな。」
最後に吉之助の雄たけび「チェストー!!」
→「それいけー!!」
「チェスト」とは鹿児島弁で様々な場面で使われる掛け声です。
「行くぞー!」「がんばれー!」など気合を入れたり励ましたりする際に使われる言葉です。
まさかのロシアンルーレット
西郷どん4話では、ロシアンルーレットで次期藩主を決めるという展開が話題になりました。
この幕末期に
ロシアン・ルーレットを取り入れる
斉彬公には先見の明がありあり。笑#西郷どん pic.twitter.com/lFGqeq84v0— 李安成 (@BornToRun37) 2018年1月28日
ケン・ワタナベと鹿賀丈史のロシアンルーレット対決なんて滅多に見られるもんじゃないぞ!!! #西郷どん
— 🐰蓮花茶☂実況🐲 (@lotusteajikkyou) 2018年1月28日
昨夜のロシアン・ルーレットに度肝を抜かれたけど、粒山さんが即フォローしてくださったので、直ぐに飲み込めた。甲子夜話に出てくる薩摩武士の話。#西郷どん
— せごどん (@segodon2018) 2018年1月29日
火縄銃使って肝練りしてた薩摩人が幕末にリボルバー使ってロシアンルーレットしてるの、蛮族の正統な進化過程という趣で凄く良いと思います #西郷どん
— けるちゃ (@kerutya) 2018年1月28日
[ad#ad-1]そりゃこの人達小さい時から肝練りっていう薩摩ルーレットやってるからな。 #西郷どん #ロシアンルーレット pic.twitter.com/rQ2I64Y717
— ヒデ坊 (@mitsuhonhide) 2018年1月28日
西郷どん 第4話 感想
この回の見どころは何といっても赤山先生の切腹シーンと島津斉興と斉彬の親子対決のシーンです。
赤山先生の切腹は西郷親子の無念さも相まって、涙なしでは見られませんでした。
島津斉興と斉彬のピストルを使った親子対決のシーンは迫力満点で固唾を飲んで観ていました。
本当に見ごたえのある回でしたね。さあ、新しい藩主になり、薩摩はどうかわっていくのでしょう。楽しみですね。
次回はいよいよ篤姫(北川景子)の登場ですね。篤姫との出会いが西郷どんにどんな影響を与えるのか必見です!!
西郷どん 第5話 あらすじ予告
主に就任した斉彬(渡辺謙)は、父・斉興(鹿賀丈史)派の重鎮たちを罰せず重用すると宣言。
父が流罪で未だ謹慎中の大久保正助(瑛太)は、斉彬のやり方に憤る。
正助のため西郷吉之助(鈴木亮平)は、藩主と会える御前相撲で勝ち上がり殿の真意を問いただすと息巻く。さらに、岩山糸(黒木華)に縁談話があり、相手は相撲大会にも出場する上級藩士・海老原重勝(蕨野友也)だと言う。
糸に恋焦がれる正助の無念を晴らすため、吉之助は絶対負けられない試合に臨む。
島津家の姫・於一(北川景子)が見守る中で、相撲大会に大波乱が巻き起こる。
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