2018.01.15 2018年1～3月冬

西郷どん 2話 あらすじ&ネタバレ感想 BSでは早くも真田丸超えの人気！

西郷どん

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2018/01/14にNHKで放送された大河ドラマ「西郷どん」第2話。

第1話では、西郷小吉が下加治屋町郷中で仲間と切磋琢磨しおおらかで真っ直ぐ成長していく姿と、小吉と天狗(島津斉彬)との出会いが描かれていました。

そして、小吉は斉彬から「かよわきものの声を聞き、民のために尽くせるものが真の侍となる。お前はそういう侍となればよい。強くなれ。強くなったらまた会おう。」との言葉をいただきました。

第2話はそれから６年が経ち、元服した西郷どんが描かれています。

それでは、西郷どん 第2話のあらすじと感想を紹介していきます。

※この記事はネタバレ含みます。

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西郷どん 第2話 あらすじ「立派なお侍」 ※ネタバレ

貧しい百姓の娘ふきとの出会い

弘化3年（1846年）小吉は18歳となり、西郷吉之助と名前を改めた。
吉之助は郡方書役助という藩の統制と年貢を取り立てを司る仕事に就いていた。

村の田を見に来た吉之助であったが、この年は盆からの長雨と冷夏で米は不作であった。
百姓たちは吉之助に上納米を減らしてくれと懇願する。
吉之助は「どげんかせんとはならんけど、おいのような下っ端には決められんし」と困ってしまう。

その時、上役の井之上に二人の百姓が「取れたてのといもんがらです。」と賄賂の銭を渡しているところを目撃する。

そこへ、「助けてたもんせ！！」と少女が叫びながら飛び出してくる。
村の百姓平六の娘、ふきである。
借金取りが平六の借金のカタに娘のふきを連れて行こうとしているところだったのだ。

吉之助はふきを助けようと懐から財布を取り出し、借金取りに差し出すが「こんなはした金、ふざけるな！」と一蹴されてしまう。
吉之助は、とっさに井之上が先程もらっていた賄賂の銭を「こいでどけんか！」と借金取りに差し出した。
借金取りは残りは利息と含めて来月もらうと帰っていった。
安堵する平六とふきを見て、井之上に「あいがとさげもした。」と屈託のない笑顔で伝える吉之助であった。

反りの合わない父と子

村からの帰り道、吉之助はお腹を空かせた弟たちの晩飯にと鰻を取ろうと川へ入るが鰻を取り逃がしてしまう。

西郷家は三男の信吾が産まれて10人家族となり、ますます生活は苦しくなっていた。

吉之助がびしょ濡れになって家に帰ると、家族が「おやっとさ」と一斉に出迎える。
吉之助が城からのお手当てを持って帰るのを楽しみにしていたのである。

しかし、ふきを助けるために有り金を全て差し出してしまった吉之助はそのことを家族に告げる。
母の満佐は「また人助け……」と落胆し、妹の琴は「家の者のことを考えてくいもんせ」と怒る。
家族に謝りその場を去ろうとする吉之助に父の吉兵衛が立ちはだかり、「このばかたいが！」と叱りつける。

そこへ、大久保正介が西郷家を訪ねてくる。
藩の記録所書役助に就いた報告であった。
幼なじみの出世を吉之助は素直に喜んだ。

一方、薩摩藩主の島津斉興のもとを嫡男島津斉彬が赤山靱負を引き連れて訪ねていた。
斉彬は大掛かりな大砲の演習を申し出た。
家老、調所広郷は「かないもはん」と一蹴する。

斉興も先々代の500万両の借金を調所の働きによって返す目処が立ったばかりなのにと聞く耳を持たない。
斉彬は「桜島も呆れておられるようじゃ」と嘆いた。

真の忠義とは？？

翌日、吉之助は再びふきの家を訪れた。
ふきは母親に「こん強かお侍さんが借金取りを、おっぱらってくださいもした」と報告する。
奉公に出てお金を返すと言うふきに吉之助は自分の弁当の握り飯を差し出す。
吉之助はそこで百姓が白い米を口にできないことを知る。

その夜、正介の就任の祝いの席が設けられた。
そこへ赤山が祝いの鯛を携えて、岩山糸を連れて訪れる。

子どもの頃、男のふりをして妙見寺詣りで一緒に走った糸が成長し、「学問がしたい」と赤山の下で下働きをしているとのことだ。
美しく成長した糸に正介は釘付けになる。
その様子を仲間たちは冷やかす。
一方、糸の目は吉之助を追っているようだ。

吉之助は百姓が苦しんでいることを「こんままでよかはずがなか。」と仲間話す。
「きっと斉彬様が藩主様になればきっと民百姓の苦しみをわかってくださるち。」と斉彬を次の藩主に担ぎ上げようと語る吉之助に正介は調所が絶大な力を持つ藩政でその考えは危ういと忠告する。

そのうち仲間たちは斉興は側室の由羅の言いなりだなどと好き勝手言い争い、その弾みで鯛を地面に落としてしまう。
その様子を見ていた糸は「食べ物を粗末にする人間がお国の将来を語るちおこがましか」と一蹴する。

一方、城では斉彬が書いた報告書について斉興が諌めていた。
「メリケンやイギリスが……」と外国の脅威を進言しようとする斉彬に斉興は「幕府の手先が！」と言い放つ。
さらには、「お前に薩摩は任せられん。」と弟の久光を藩主名代にすると言った。
その言葉に側室の由羅は満足気な表情を浮かべ、斉彬は一礼しその場を去った。

斉彬は赤山に明朝江戸に帰ると伝えた。
引き留める赤山に「藩主として戻ってくる」と笑った。
斉彬は琉球の扱いや密貿易など薩摩藩の不正の責任を父である斉興にとらせるつもりなのだ。

年貢の取り立てが始まったが、薩摩藩の年貢の取り立ては特に厳しく、さらに役人たちの不正や賄賂が横行し、百姓たちは苦しむ一方であった。

その様子を目の当たりにした吉之助は調所に直談判に行く。
そして、決まった量を納める定免法ではなく獲れ高に応じた検見取に変えてほしいと申し出た。

年貢の取り立てをうまく行うことが薩摩の政を守る忠義だという調所に、吉之助は殿様からの預かりものである民を守ることが民の上に立つものの忠義だと食い下がった。
調所は吉之助に「そこまで申すならやってみろ」と検見取を許可した。
調所は吉之助が去ったあと、「うまくいくはずがなか」と不適な笑みを浮かべる。

早速、吉之助は検見取をするために糸と共に意気込んで村を訪れた。
平六に検見取に変わったから安心するように伝えたが、百姓たちは困惑した。
検地を進めていると、吉之助は隠し田を発見してしまう。
百姓たちは検見取をやめてほしいと懇願する。

吉之助、斉彬様に民の思いを届けられるか？？

悩んだ吉之助は赤山に斉彬に会わせてほしいと懇願した。
「会えるもんなら会って民たちの苦しみをお伝えしたか。」「民を救うことが薩摩武士の本願と心得ておりもす。」と熱く語る吉之助に赤山は明朝斉彬が、薩摩を立たれる前に田畑を這いずり回って民の身になって得た百姓の意見をお届けるように言った。

その晩吉之助は意見書を書き上げ、翌朝斉彬に会うために家を出た。
吉之助を心配した正介が追ってきて、「焦って動いて調所様からおとがめがあったらどけんすっとか」と詰め寄る。

吉之助は正介に昔斉彬と会ったときのことを語った。
「斉彬さまに会わなかったらおいはとっくに死んじょった。」
「あんお方なら苦しんでる民を思うてくれるち。」
「おいは斉彬様を信じちょる。」
そう言って、吉之助は斉彬の元へ急いだ。

しかしその道中、糸からふきが借金取りに連れ去られそうになっていることを聞き、ふきを助けるために村へ向かった。

ふきを連れ去ろうとする借金取りに、吉之助は「借金はおいがなんとかするから後少し待ってくいやい。」と土下座して頼んだ。
しかし、ふきは「もうよかです。」と、家族のために自ら売られていくことを決めた。
ふきは「立派なお侍さあに会えて嬉しゅうございもした。」「私はこの薩摩が大好きじゃ。」と言って借金取りに連れられて行った。

一方、斉彬を見送るためにお供していた赤山は吉之助に会わせるために斉彬の足を留め、時間稼ぎをする。
「誰を待っておる。」斉彬は赤山に尋ねた。
赤山は会わせたい男がいたことを打ち明けた。

そして、「きっと百姓のためにこの薩摩のどっかで泥にまみれてかけずり回っておいもんそ。」と伝えた。
斉彬は「残念じゃ」と薩摩を立った。

吉之助は、「立派なお侍なんかじゃなか。おなご一人も救えなんやっせんぼ」だと自分自身を責めて泣き崩れた

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西郷どん 第2話 視聴者の感想・評判

残念な点を指摘する声も・・・

やはり鹿児島の方言が難解

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