2018.03.12 2018年1～3月冬

西郷どん 10話 あらすじ＆感想 スケバン刑事vsセーラームーンの実現が話題 ※ネタバレ

西郷どん

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大河ドラマ「西郷どん」第9話の「江戸のヒー様」では、念願の斉彬(渡辺謙)のお供で江戸にやって来た吉之助(鈴木亮平)が、お庭方に任命されるまでが描かれていました。

また、第２話で貧しさゆえに売られていった迫村の百姓の娘ふきとの再会も、ふきの店でのヒー様との出会いも見所でした。

そんな吉之助は今回はまた新たなキーパーソンに出会います。

そして、篤姫様の運命も大きく動き出しました。西郷どん 第10話を早速あらすじで振り返りましょう。

※この記事はネタバレ含みます。

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西郷どん 第10話「篤姫はどこへ」あらすじ ※ネタバレ

謎の蘭方医との出会い、篤姫の失踪

江戸に来た吉之助は斉彬の手となり足となって働くお庭方を命じられた。

そして早速 書状を届けに訪れた水戸斉昭(伊武雅刀)の屋敷でその息子一橋慶喜(松田翔太)に遭遇したのだ。

斉彬から、一橋慶喜について調べるよう命じられ、吉之助は品川宿にある磯田屋へ赴いた。

そこで、一橋慶喜は「俺は将軍になどならん」と斉彬に伝えるように吉之助に言った。
その言葉の真意がわからず困惑する吉之助。そんなとき大山(北村有起哉)の懇意にしていた小玉が倒れ、謎の蘭方医（風間俊介）が治療にあたった。

蘭方医は名前も名乗らず去っていった。

一方、薩摩の実の父親が亡くなったという文を受けとった篤姫(北川景子)が失踪してしまう。

吉之助は斉彬に篤姫を探しだしよう命じれる。

海岸に佇む篤姫を見つけた吉之助は、「悲しか時は泣いたらよか｡
篤姫様 悲しみを絞り出すほど泣きもんそ｡」と慰めた。

その言葉に号泣する篤姫ともらい泣きする吉之助。

泣いている吉之助を見て「ないごて そなたが泣いておるのじゃ｡」と篤姫は笑みを浮かべた。

篤姫の輿入れ先とは？そして、謎の蘭方医の正体は？

お屋敷へと戻った篤姫に斉彬は、徳川家定公に輿入れするよう申し渡した。

篤姫は将軍家へ嫁ぐのだ。そして、立派な御台所となれるように指南役として幾島（南野陽子）を迎えた。

吉之助はここで篤姫付き用人という新しい役職に任命された。

篤姫の花嫁修業を見守る日々が始まり数日後、帰宅すると部屋にあの蘭方医が待っていた。

蘭方医は、越前福井藩の藩医橋本左内と名乗った。

そして、斉彬のお庭方の吉之助と同じように松平越前守慶永からの密命を受けて動いていることを明かした。

この日も越前守からの書状を内密に斉彬に渡してもらうために訪れたという。

吉之助は橋本左内から斉彬が衆議一致という新たな制度を築こうとしていることを聞く。

衆議一致とは親藩、外様を問わず有力な諸藩が力を合わせさまざまな意見を出し合って
政を進めていくという考えだ。

そして、吉之助はそのために斉彬のが2つの企てをしていることも知る。

篤姫を徳川家定公に嫁がせることと、一橋慶喜を次期将軍にすること……。

「ないごて2つも企てが？」と西郷は困惑する。

橋本左内は家定公は体が弱くもし何かあったときにお世継ぎの幼子では難局に乗りきれないから、英邁なる一橋様を次なる将軍にという企ても進めているのではと話した。

「そげんじゃろか…」橋本左内の話を信じられなかった吉之助は、斉彬に直接疑問をぶつけた。

「篤姫様はないのためにお輿入れを？篤姫様は 公方様の御正室になられお世継ぎ様をお産みになる。世にも羨ましか幸せを そん手につかまえっとでございもんそ｡」という吉之助の問いかけに、斉彬から思いがけない言葉が返ってきた。

「お篤は不幸になる……。」

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西郷どん 気になる鹿児島弁解説！！

篤姫の「ないごてそなたが泣いておる？」や吉之助の「ないごて２つも企てが？」とう問いかけのセリフに注目！
「ないごて」は「どうして」の意味で使われる言葉です。
単独で「ないごてな？」や「ないごち～」などともよく使われます。

そして、幾島が眉をひそめた「～もす」という文末表現は「～ます」という意味で使われます。
現代ではほとんど聞かない方言ですが……。過去形では「～もした」となります。

スケバン刑事vsセーラームーン(マーズ)

篤姫（北川景子）とその教育係である幾島（南野陽子）のツーショットが話題になっています。

・南野陽子はスケバン刑事
・北川景子はセーラームーンのマーズ
を過去に演じたことがありました。

昔の彼女らを知る視聴者にとっては、世代を越えたヒロイン対決として見どころにもなっているようです。

西郷どん「篤姫はどこへ」第10話 感想

篤姫の失踪により、篤姫と吉之助の距離はぐっと縮まりました。
吉之助は自らも経験した親を亡くすという悲しみに共感したのでしょうね。

今回篤姫の運命が大きく動き出しました。
吉之助は斉彬の2つの企てを知り、篤姫の行く末を案じます。篤姫は幸せになれるのでしょうか？

次回は、斉彬の命が狙われます！怒濤の展開、見逃せません。

9話の感想へ｜11話の感想へ

西郷どん 第11話 あらすじ予告

篤姫（北川景子）を将軍家に嫁がせ、一橋慶喜（松田翔太）を将軍に擁立しようとする斉彬（渡辺謙）に彦根藩主・井伊直弼（佐野史郎）は嫌悪感をあらわにする。

そんなとき斉彬の世継ぎである虎寿丸が突然亡くなり、さらに斉彬まで病に倒れる。
吉之助（鈴木亮平）は、その陰に由羅（小柳ルミ子）と斉興（鹿賀丈史）の存在を疑い探索を始める。

吉之助さん、篤姫様付用人に任命されましたね。
第10回の海のシーンで篤姫さまとの距離感がグッと近くなり、篤姫さまの悩みや葛藤、ホームシックな感情も知って、他人とは思えなくなっている吉之助です。

いよいよお輿入れの準備が進んでいく次回、女性の幸せというものをいろいろ考えました。
もちろん今とは価値観が違い、結婚は親が決めるもので、政治的に利用されることも多かった時代だけど、やっぱり人間だから好き嫌いの感情があるはず。

家のために一生を捧げるということに、人に言えない悲しさやつらさがあるんじゃないか……そこを感じてしまうのが吉之助さんなんじゃないかと思います。

しかし話題はそれだけじゃなく、島津家にとんでもない事件も巻き起こり……。心がザワザワする後半シーンをお見逃しなく！

NHK

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