2018/3/18にNHKで放送されたドラマ「西郷どん」第11話。
前回は故郷の父親を亡くし悲し篤姫(北川景子)とそれを慰める吉之助(鈴木亮平)、二人の距離がぐっと縮まる回でありました。
また謎の蘭方医(風間俊介)との出会いも描かれていました。彼との出会いが吉之助の運命に大きな影響を与えそうです。
今回は斉彬の命が狙われます。吉之助は犯人探しに奔走します。第11話を早速あらすじで振り返ってみましょう。
※この記事はネタバレ含みます。
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西郷どん 第11話「斉彬暗殺」あらすじ ※ネタバレ
一橋派と南紀派の対立と虎寿丸の死
斉彬(渡辺謙)は 篤姫に嫁ぎ先が将軍家である事を言い渡し御台所としての厳しい教育を受けさせていた。
吉之助は篤姫付用人としてその様子を見守った。
そうして斉彬は篤姫を御台所にするため徳川 十三代将軍家定(又吉直樹)との対面を果たした。
それに彦根藩主井伊直弼(佐野史郎)は嫌悪感を露わにした。
島津斉彬と井伊直弼の対立。
それは次の将軍を巡る対立だった。
彦根藩主 井伊直弼は血筋として最も正統な紀州藩主徳川慶福を推そうとしていた(南紀派)。
一方 幕政を根本から改革しようとする斉彬は養女篤姫を家定の御台所とし、そして 次の将軍に英邁の誉れ高い一橋慶喜を推挙しようと考えていた(一橋派)。
そんな折、斉彬の嫡男虎寿丸が亡くなった。斉彬はこれで5人の子を失った。
虎寿丸の死があって、なお斉彬は日々迫りくる列強の脅威に立ち向かうため
働き続けた。
悲しみにくれる篤姫に指南役の幾島(南野陽子)も「姫様が何をおいても考えるべき事は恥じる事のない御台所となりお世継ぎさんを産むこと。」と発破をかけた。
この頃、斉彬の父斉興と側室由良は幕府の命で江戸の高輪で隠居していた。
そんな二人のもとにも虎寿丸の死が伝えられた。
一方、薩摩にも虎寿丸の死が伝えられた。
吉之助の弟吉次郎や有間新八はまたお由良の呪いにちがいない。今こそ仇を打つべきだと大久保正助(瑛太)をけしかけた。
そんな折、鶴丸城で記録方を務める正助は文政7年の宝島の一件の記録を探すよう命じられた。
斉彬の弟島津久光が読みたがっているとのことだった。資料を探す正助のもとに久光が現れた。
正助は「あなた様なら 必ずや立ち上がりこん騒動を鎮められるち信じちょいもす」と久光に伝えた。
斉彬が狙われる、犯人は??
江戸の薩摩藩邸では斉彬が かねてより図っていた諸公との密談が始まろうとしていた。
そこには、斉彬、水戸藩主(伊武雅刀)、その息子一橋慶喜(松田翔太)、福井藩主松平慶永(春嶽)と福井藩医橋本左内(風間俊介)、そして吉之助が同席した。
慶喜だけが難色を示すが、慶喜が次期将軍になる計画は着々と進んでいるようだった。
そこで吉之助は家定には子どもは望めず、篤姫は次期将軍に慶喜を推すために輿入れするのだと知り困惑する。
その夜、斉彬は病に倒れる。
藩邸内には動揺が広がったが、すんでのところで一命をとりとめた。
橋本左内に協力を得て、斉彬の食事に毒が盛られていたことを知った吉之助は、高輪の斉興と由良のもとを訪ねる。そして、毒を盛った証拠もないのにと突き返される。
その吉之助の行動を知った斉彬は、吉之助を叱り飛ばす。
犯人探しのようなつまらないことをする時間はない。「命に代えてもやらねばならぬ事があるのだ。」と。
そして、「わしがなぜお前を側に置くか分かるか?わしもお前と同じ大バカ者だからだ。民のために命を捨てられる。そうだろう?おいの命は…。民のための国をそんな国をつくりたい。のう、のう、西郷。」と絞り出すように吉之助に語った。
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[ad#ad-1]気になる鹿児島弁解説!
※こげん→こんなふうに
※おかしか→おかしい
「形容詞+か」の形でよく使われます。
※どげんした?→どうした?
※だいか→誰か
※いったらいけもはんど→いったらいけませんぞ
※わい→お前
対義語で俺のことは「おい」と言います。
※じゃっどん→そうだけど
逆接を表し、「じゃっどんけれ~」などとも言います。
西郷どん 第11話「斉彬暗殺」感想
斉彬の嫡男、虎寿丸が亡くなりましたね。篤姫とほのぼの仲睦まじく遊んでる姿がかわいかったので、ますます悲しいですね。
斉彬は一命をとりとめて本当によかった。
最後の場面の斉彬の言葉、しびれましたね!
きっと吉之助にとって生涯忘れられない言葉となるでしょうね。
大きな2つの思惑がぶつかり合い、これからますます激しさを増していきそうな予感ですね!
次回は篤姫の身に何か災難が訪れそうです。
次回も見逃せません。
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[ad#ad-1]西郷どん 第12話 あらすじ予告
篤姫(北川景子)は江戸に来て2年たつが、未だ将軍家への輿入れが決まらない。
吉之助(鈴木亮平)は幾島(南野陽子)と他の藩や大奥へ働きかけ、本寿院(泉ピン子)との接触に成功。ようやく婚儀が正式に決まる。
しかし将軍・家定(又吉直樹)との間に子は授からぬ事を知った吉之助は、篤姫が背負う悲しき宿命に心を痛める。
そんな夜、篤姫は吉之助にだけ秘めた胸の内を吐露することに…。篤姫様付用人として篤姫さまを守りたいという思い、為政者としての斉彬さまのやり方にどうしても賛同できない思い……吉之助に芽生えたいろんな感情が動いていく第12回です。
篤姫さまのお輿入れについて、ただの職務とは思えなくなっていく吉之助がいます。そんななか……吉之助、接待デビューをいたしもす!実は、裸踊り(!?)とでも言いますか、僕がオリジナルで考えた踊りも披露しますので、どうぞお楽しみください!(笑)。
そして、最後には、篤姫さまとの衝撃の秘めごとが……。
吉之助さんと篤姫さまにどんな感情が芽生えたのか、その答えは、見守ってくださるみなさまにお任せしたいと思います。
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