GANTZのキャラを星人・人間別に強さ順ランキングしてみた

ベスト3

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13年の長期連載で人気を博したSF漫画「GANTZ(ガンツ)」。
肉体を蘇生させられた死人であるガンツメンバーが様々な星人と戦わされる作品です。

実写化、アニメ化を果たし、2016年10月には作品中最も面白いと言われる「大阪妖怪星人編」が「GANTZ:O」として3DCG劇場アニメ公開され、GANTZ史上最高の映像化と話題になりました。

2017年2月にDVDとBDディスクが発売されて大好評
連載から3年を経過しながら、再びGANTZブームに火がつきました。

手が飛ぼうが足が飛ぼうが内臓が飛ぼうが生きてさえいれば、制限時間内に敵である星人を全て倒せば損傷部分は回復されて五体は元通りになり、星人にやられりゃ本当の死、という繰り返しです。

星人が、見た目も強さも様々です。
そしてミッションのたび増減するメンバーも、個性豊かで好きにならずにいられません。

主人公の玄野と幼馴染の加藤が地下鉄事故で死んだ、最初のミッションからラストミッションまで、どの星人がどんなふうに強かったか?人間キャラの強さは?
個人的ランキングですがお許し下さいませ!

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【人間編】強さランキングベスト3

本当は星人から?と思いましたが、星人に対抗するガンツメンバーに触れずにいられません。
だからまず人間から。

ベスト3

3位.「加藤 勝(かとう まさる)」

W主人公?準主役?玄野の幼馴染の加藤。死因が、地下鉄ホームから転落した人を助けたからという親切心と正義感ぶりです。
初対面でオラオラ言ってくる輩がガンツ部屋に転送されても死なせるまいとする、巻き込まれる一般人を救う、その精神面の強さで3位にランクインさせました。
本当はとにかく生き残り、100点メニューの一つ「記憶を消されて解放」を望んでるはずです。両親は故人、小学生の弟の歩を育てられるのは自分だけですから。だからこそ、生きて帰る、戦いに勝つ、という強いキャラに成長してきたといえるかも知れませんね。
良い人ぶりが可愛いキャラにモテますが、初期ヒロインは死んだから悲恋でした。

2位.「玄野 計(くろの けい)」

主人公ということで妥当でしょう。風に勝つのは無理だから2位で。小学生時代「自分はヒーロー、必ず勝つ」と自己暗示をかけて同級生との勝負に勝ち続けていたので、敏捷性や瞬発力、戦略には優れていた模様。ガンツスーツを使いこなしたのは、野性的な勘と眠っていた身体能力のせいでしょう。幼馴染の加藤のように他人を守るという博愛精神はあまりなく、恋人のタエちゃんで頭が一杯の一般人です。ただ、初期リーダーとして命を重んじ通した加藤を一旦喪ってからは、彼を手本とし、自分が良きリーダーとなるよう努力します。初期は俺様プレイに徹し、敵の多くを一蹴しますが、代わりに全ての仲間を喪い、チームワークを重視し仲間を守る戦いに転ずる強さを身に着けた成長が主人公らしいので2位に。

1位.「風 大左衛門(かぜ だいざえもん)」

公式でも文句なしの強さ1位、スーツなしでも星人ぶっ飛ばし、スーツは着ても武器は持たずに肉弾戦の武闘派です。超人的身体能力ですが、人情家で正義感溢れるため、虐待死で幼くしてメンバーに加わったタケシの親代わりとして面倒を見たり、強面だけど中身イケメンキャラです。ちょっと足踏まれただけでも粉砕骨折起こしそうなほどの最強キャラでしょう。おっさんだと思ってましたが、メンバーから「風」とか「風くん」と呼ばれてるし、若い?

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【人間編】魅力的な人気キャラランキング

強さだけではなく、サブキャラたちの魅力を何位、ではなくランキングさせてみましょう。

6位.「岡 八郎(おかはちろう)」

大阪チーム最強の男で、100点7回クリアしてるそうですが、さすが関西人、ぬらりひょんに挑みながら「こう見えても学生時代ピンポンやっとったんや」「空手もやっとるんや 通信教育やけどな」…どう役に立ちますかー!!

普段は七三分けに眼鏡の真面目な銀行員という設定がユニークですが、ぬらりひょんの強さを見極めるあたり戦歴と強さは確かなもので、分が悪いと立ち去ったものの、現れたぬらりひょんに、胸から上をもぎ取られた姿であえなく再登場という最期でした。

5位.「桜井 弘斗(さくらい ひろと)=チェリー」

苛められていたことでネットに自死をほのめかす書き込みをしたところ、連絡を取ってきた坂田から超能力を伝授され、同じく連絡を取ってきたトンコツという少女からは人として生きる道と心を取り戻すよう諭されます。

大阪で仲間を逃がすために超能力をフル稼働させて死んだ師匠の坂田と、愛らしいトンコツを支えにしてましから、カタストロフィで巨大異星人によりトンコツが命を落としたことは、チェリーの何かを壊してしまった感じがします。
これは責める気になれません。
道徳観で語れない悲しさってありますから。

4位.「タケシ」

幼稚園児ぐらいの男の子で、母親の同棲相手に殴られて死に、ガンツ部屋にという不幸な境遇です。
いつも描いていたキャラクター「きんにくらいだー」と風が似ていたため、風に懐いて、彼の格闘技を真似て覚え、大阪転送時にお歯黒べったり他数々の妖怪をふっ飛ばし、子どもながらある程度の点数を得ています。

3位.「西 丈一郎(にしじょういちろう)」

ガンツメンバーの誰が死のうが無関係、むしろ自分の囮(おとり)で死んでちょうだい的言動満々中坊です。
ベテランで、ガンツの知識が豊富、けれど教えない…。

部屋が爆発した時に、幼いタケシを無意識に抱きかかえて逃げ、泡食うあたり、薄くある自分の善を認めるのが大嫌いなんでしょう。
自分を窓から落としたクラスメイトを惨殺した時にも、ラブレターを渡してきた女子生徒には手を出さなかったことも「好意」とか「許す」とかいうカテゴリーが彼にはなさげです。
マザコンのようで、最期は哀れです。

2位.「岸本 恵(きしもとけい)」

玄野や加藤と同日からミッションに参加した女子高生。
可愛い…とにかく可愛いので、大好きな加藤とうまくいってほしかったのに、その健気な気持ちが災いし、加藤の身代わりに死ぬ、しかも酸で溶かされて上半身だけで加藤に気持ちを告白しながら絶命という悲惨な最期でした。

ガンツの早とちりで作られたコピーなのでオリジナルと融合して記憶を取り戻し、加藤と結ばれてほしかったと思いもしますが、普通のJKとして何も知らず生きるオリジナルより加藤への恋に生死を懸けたコピーのほうが幸せだったとは思います。

1位.「鈴木 良一(すずきよしかず)=おっちゃん」

もう、この人はいい人、善人!ラストミッションで四肢ブチブチの最期が泣けて仕方ないのです。
でも、その後の異質なカタストロフィに参加するより、奥さんの幻影に抱きしめられて逝ったあの最期で良かったのでしょうか。

初参加で理解しないまま玄野を手伝おうとスーツを使いこなし、常に玄野や加藤の良きサポートをして、仲間が生き残ったことを心から喜び、他人を思いやる優しい人でした。

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【星人編】強さランキングベスト3

ベスト3

3位.「触れれば終わり、ダビデ星人」

ラストミッション、これを生き残れば解放されるという戦いの敵は、ギリシャ石造彫刻のようなダビデ星人です。

防御力は大したことがないようで、ガンツメンバーの武器が効きます。
仕留めることは可能です。
しかし、殺傷力がとんでもないのです。
ちょっと触ればその部分、つまり五体のどこでもブチっと持っていかれるという恐ろしい星人です。

ミッションの条件は同じですから、制限時間の間何とか生きていれば、手足がぶっ飛ぼうとガンツ部屋に戻れれば再生されます。

でも、いつも逃げ腰だった稲葉を助けに駆け付けた鈴木のおっちゃんは、一見森永エンジェルみたいな天使像たちに四肢をもがれ、ひん死のおっちゃんを助けたいと初めて奮起した稲葉は巨大星人を撃破!なのに転送寸前に踏んづけて殺すというあんまりな連中です。

2位.「最後に最強が隠れてた仏像星人 千手が怖い!」

寺の両脇に立ってる仁王像で終わりか、と思ったら、大仏は動くし、本堂の仏像も次々襲ってくるし、この仏像編も容赦ない展開でした。

多くが初参加のミッションで、数人以外は最初から言うことを聞いてスーツを着ている者や武器を携帯してくる者、武器の使い方に慣れていて遠距離射撃で次々仏像を仕留める者、全員徐々に状況を理解し始め、いい面子がそろっているように見えます。
なのに、ラスボスかと思われた大仏は大きいだけでそうではなく、実は千手観音像が絶望的な強敵というこのミッション。
多くの手に持つ武器で厄介なのが人体を溶かす酸です。
仏像に溶かされ、レーザーで撃ち抜かれ、次々死ぬメンバー、この絶望感が千手を一層強く怖く見せます。

加藤が千手と相討ちで、時間内に何とか生き残った玄野は一人になったという後味悪いミッションでした。
というか、こんな絶望的な強さを持つ相手じゃ悲しいですよね。

1位.「最強大阪チームほぼ全滅、ぬらりひょんたち妖怪軍団」

ガンツが敵として指定したのは「ぬらりひょん」ですが、それ以外に出てくる妖怪が多すぎます。
大阪チームはミッションを舐めて遊んでいるタイプで、小物妖怪たちはオモチャにされた末なぶり殺しです。
けれどラスボスぬらりひょんは、大阪チームで100点を何度も取っているメンバーを次々殺していきます。

ぬらりひょん、表情は何となく悪人面ですけど弱そうです。
なのに東京チームのショボい武器は効かず、大阪チームの強力武器で粉砕しても、形態を変えて再生します。
絶望感半端なしです。大阪最強メンバーは全滅、両足失いながら加藤が何とか倒し、ギリギリミッションクリアという恐怖の敵です。

まとめ

魅力的キャラが多すぎて人間も星人もランキングに収まらない

玄野と加藤の初回ミッションでは「ねぎ星人」の親子が登場しましたが、弱くてすぐ殺せる子どもで油断させておいて実はやや強い親もいた、というチュートリアル的手法を見せ、ガンツの世界に入りやすくしていました。

次のミッションでは、田中星児氏をモチーフとした田中星人が、好物のチョコを買い物に行くなどユニークなシーンが見られ、星人とは何ぞや?と世界観に引き込まれます。

だから、最終局面で科学的ともいえる種明かしはせず、曖昧なままミッションを終えてもらったほうが、というわがままな感想は残ります。

ガンツメンバーはどう選ばれるのか、玄野と加藤が来たときには犬がいました。
作者の奥先生が犬好きで出したようですが、仏像編で戻ってきませんでした。
死亡シーンを描きたくなかったとのことです(アニメでは韋駄天=いだてんに潰されてた~)。

パンダのホイホイも途中から参加。
犬もパンダもちゃんとスーツがあって着せてもらいますが、犬はうろうろと逃げ回っているのか常に0点で、大阪編でパンダは40点取って全員に驚かれてました。
パンダもラストミッションで帰らぬ人…いえパンダに。

イケメンホモの北条やそれをストーキングする実はすごい美女のサダコ、チェリーに超能力を伝授した坂田、内面は残虐非道なガンツ卒業生でカモフラージュで付き合っていた彼女を守って死んだ完璧イケメン転校生和泉、振り返るほど忘れられないのです。

いい作品は、いいキャラで成り立ちますよね。


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