エヴァのサードインパクトとは何?発生の原因(条件)とその実態を解説

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エヴァンゲリオンで一番の謎であり、知りたいこと、「サードインパクト」
よくこの言葉が劇中で出てきます。
しかし実態にはあまり触れられていません。
謎なのです。

今回は、このサードインパクトについて「結局何なのか」「起きる原因(条件)」などについて考察していきたいと思います。
多くのエヴァファンが考察しています。
それを参考のもと一番有力と私が考えている考察を紹介します。

サードインパクトとは?

まずサードインパクトを語る上で必要な話があります。
ATフィールド」です。

ATフィールドとは、ヴィジュアルでいえばエヴァに出てくるバリアのようなものです。
使徒やエヴァが展開することで、攻撃を受け付けないようにするものです。

また、逆に使徒が出すATフィールドをATフィールドによって中和することができます。
しかしこれが本質ではありません。

ATフィールドの本質は、「境界線」です。
ヒトがヒトとしていられるのはATフィールドがあってのことなのです。
肉体を守り、他人との境界をつくる、心を守る盾であるのです。

反対にATフィールドを除外することを反(アンチ)ATフィールドと呼び、ロンギヌスの槍の性質がそうではないかと推察されています(詳しくは『ATフィールドの意味とは?エヴァが展開し中和したシーンを解説』をご覧ください。)

本題に戻りますが、サードインパクトとは生命が持つATフィールドをなしにすることで、肉体を捨てて魂を一つにすること、エヴァでいうところの「原始に還る」ということなのです。
「サード」は3度目ということです。

サードインパクト発生まで

サードインパクトは上記の最後に書いた通り3度目です。
発生条件には謎が多いですが、1度目と2度目のインパクトを基に条件が考察されています。

ファーストインパクト

ファーストインパクトは、はるか昔、地球が誕生した直後に神が知恵の実と生命の実の両方を地球に漂着させるのです。(諸説ありますが、基本は惑星一つに片方のみしか存在させないそうです。)

そして、生命が存在しない地球に、初めてアダムの卵を南極に落下します。
アダムは生命の実を持ち、エヴァに登場する使徒を生み出すのです。
その後、リリスの卵がネルフ本部のある第3東京市に落下します。

これがファーストインパクトです。
これにより、アダムとアダムが生み出した使徒は眠りにつきます。

セカンドインパクト

セカンドインパクトは、葛城ミサトの父が南極へアダムの調査に向かったところ起きてしまった大爆発です。
しかしそれは表向きで、実際は別の真実があるのです。
それは、碇ゲンドウの計画で、アダムを卵の状態に戻すことだったのです。

ロンギヌスの槍によってATフィールドを中和し、人間の遺伝子を組み込ませる実験も含まれていました。
しかし、実験によって覚醒してしまいロンギヌスの槍で封印しようとしますができず、ATフィールドがなくなる、肉体がなくなってしまう状態になる大爆発が起きます。
しかし、アダムが消失することで世界を巻き込むことはありませんでした。

サードインパクトを起こすロンギヌスの槍とは?

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では、この二つに共通するものは何か、それは「神」という存在です。
アダムやリリスは神といえる存在です。

使徒アダムやリリスの正体とその目的とは?

神の力を得ようとすることで起こってしまうもので、ゲンドウやゼーレはこれを人為的に起こそうと計画しているのです。

サードインパクトが発生する条件とは?

サードインパクトの発生条件についてですが、エヴァが4体いることが挙げられます。
新劇場版によって描かれたセカンドインパクトは、光る4人の巨人と槍が出てきています。

さらにバチカン条約が裏付けとなります。
バチカン条約の内容は、「エヴァは一国に3体まで」というものです。

エヴァが4体そろってしまうことで、サードインパクトが起きてしまうと危険視されての条約なのではないでしょうか。

新劇場版:破でサードインパクトが描かれましたが、この時の4体は以下です。

1.エヴァ初号機
2.第10使徒 ゼルエル
3.碇シンジ
4.綾波レイ

これによって、生命のリセットであるインパクトが起きてしまうのです。
しかし、新劇場版:Qによって、インパクトが途中でストップした、ニアサードインパクトであるとカヲルによって明かされます。

サードインパクトが起きかけたとされるシーンはこちら

最後に

今回はサードインパクトについて考察を書きました。
しかしこれは自分個人の有力であると考える考察の一つです。
他にも考えられることがあるそうです。
たくさんのファンが考察をしているのでネットなどで調べてみると面白いです。
このように、エヴァのワード一つとっても、いろいろな考察ができるのは一つの大きな魅力ではないでしょうか。

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