「ATフィールド、全開!!」このセリフは、エヴァでは欠かすことのできない言葉です。
私もこの言葉なくしてエヴァは語れないと思っています。
今回はエヴァ用語である「ATフィールド」について解説していきたいと思います
ATフィールドは、「心の壁」
ATフィールドとは、Absolute Terror FIELDの略です。
直訳すると、「絶対恐怖領域」となります。
ATフィールドは誰しも人間が持っているものとされています。
人と人との間に見えない壁が存在します。
ATフィールドを「心の壁」と表現する渚カヲルのセリフがあることからも分かります。
他人と自分という境界線があるのは、人間にはATフィールドが存在するからなのです。
ATフィールドがなければ、他人と自分に境界線がなく、肉体として別々に存在できていないということでもあるのです。
つまり、ATフィールドは人間が存在するためにあるものであるということなのです。
エヴァがATフィールドを展開する意味とは!?
このATフィールドは、使徒やエヴァもATフィールドを持ち合わせています。
しかし、人間の持つATフィールドよりも強力で強大です。
強力なものであるため、物理的攻撃に対してもバリアのように防ぐことができるものになるのです。
ATフィールドを破壊するにはATフィールドしかありません。
エヴァが使徒を攻撃できるのは、エヴァがATフィールドを展開させることで、使徒のATフィールドを中和させ無力化させているからなのです。
中和できていないから、通常兵器の攻撃は一切効かないのです。
使徒撃破のために「ATフィールド全開!」
前述したとおり、ATフィールドはエヴァや使徒にとっていえば「バリアで、高い防御力を持つもの」ということがわかっていただけたと思います。
新劇場版:序で出てくる第8使徒との戦闘で、碇シンジは「ATフィールド全開!」と言います。
第8使徒は、空から落下してきて強力なATフィールドを展開させて、NERV本部を破壊しようとするのです。
シンジは落下地点でATフィールドを全開させて展開することで第8使徒のATフィールドを中和し、攻撃が通るようにしたのだと思われます。
現に、シンジのおかげで零号機や弐号機の攻撃が通り、撃破に成功するのです。
同じように、レイやアスカも同様にして使徒撃破のためにATフィールドを全開させるのです。
最後に
今回はATフィールドの意味について考察しました。
ATフィールドが存在するから人間が人間として存在でき、使徒やエヴァは強力なバリアのように展開させているのだということがわかっていただければ大丈夫です。
このATフィールドの存在が理解できると旧劇の面白さがわかるはずです。
旧劇の評価はあまり良くありませんが、私はエヴァの知識をより深められるものとして高く評価します。
ぜひ観ていただきたいと思います。
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第8使徒との戦いは序ではなく破ではないでしょうか?