相棒16 8話 あらすじ&ネタバレ感想!ドグマの意味と暴走する正義とは?

ドラマ相棒

「相棒16」第8話は海外から渡ってきた〝殺人バチ〟の脅威に始まりました。

〝殺人バチ〟といえば、昨今、日本を騒がせたスズメバチや、また(ハチではありませんが)ヒアリの恐怖が思い起こされます。

今回の第8話ではこのハチの猛威が殺人凶器に使われるという、なんとも残忍な犯行が目玉にあります。

そしてタイトルにつけられた「ドグマ」ですが、これは英語「dogma」であって「独断・偏見的な説や意見や教条主義」―つまり教義―を指す意味を持ち、その延長で意訳していくと「宗教的な正義」にも辿り着きます。

この殺人経過(犯行経過)において、この「ドグマ」がいったいどのような意味を持ってくるのか!?

この辺りに謎が芽生える、タイトルから興味深いストーリーです。

今回も杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)の独自推理・捜査が冴え渡ります!

それでは、相棒16 第8話のあらすじと感想を紹介していきます。
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒16 第8話 視聴率

第8話タイトル:ドグマ
視聴率:13.6%

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相棒16 第8話 「ドグマ」あらすじ ※ネタバレあり

殺人バチの来襲!?

警視庁公安部にある日、「中央アジアを拠点に動くテロ組織のメンバーが、日本に潜入してきた」という情報が飛び込んできた。

警視庁はこれを受け、慎重に事件解決へと取りかかる。

一方、右京と亘はこれへの捜査に乗り出す傍ら、外来種のハチを偶然にも発見した。

ハチは中央アジアに生息する「ジゴクバチ」と呼ばれる一種で、刺されると人命を損なう可能性もあるという、きわめて危険種に属するハチだった。

このハチがどういうルートで日本へ入ってきたのか、また誰かにもたらされたのか、このときには何も判らない状況にある。

そんな折りに右京は、ある民家の主婦・小関豊子を襲った悲劇を目撃する…。

主婦の腐乱死体

右京はハチの駆除を手伝う傍ら、ある主婦を襲った悲劇を目撃する。

このジゴクバチに複数個所を刺されて死亡している。

死体はすでに腐乱しており、死亡してから数日が経過している様子にあった。

この現場の状況から殺人の可能性がうかがわれ始める。

これを契機にし、中央アジアで暗躍するテロ組織の犯罪とこの事件が奇妙な形で結びつくように思われた。

この「結びつき」は初め右京が独自推理によるものだが、この時点ではまだ証拠に乏しく憶測だった。

とにかく、被害者であるこの主婦がどのような経過をもってハチに刺されたのか、また身辺調査を兼ねて交友関係やそれまでの生活歴を洗い出し、怨恨や犯罪に巻き込まれた可能性を調べる必要に迫られた。

被害者の意外な過去

被害者である主婦は以前、中央アジアのトルジスタンという国を訪れており、そこで数日を過ごしながら、旅行仲間とともに集合写真を撮っていた。

右京はこの写真に関心を持ち、一緒に写っている背景、人物から、何か犯行の手がかりになるものはないかと丹念に調べていく。

写真を撮っていたのは藤本健士(岩井秀人)という日本人で、内戦地域を中心に取材していたジャーナリストだった。

藤本はファッションとして、いつも首ヒモをつけている。

とりあえず、被害者を写真に撮ったという経緯から、藤本は特命係から事情聴取される。

そしてこの後、九斗美商事社長・夏焼雅夫(真那胡敬二)からも話を訊いた。

藤本から得た情報によると、「彼女と一緒に写っているのは大手商社・九斗美商事の社員たち(うち外国人ビジネスマン3人)。そのうちの1人・日々紘一が、今回の被害者と同じく、ジゴクバチによって死亡していた」らしい。

これを受けて右京と亘は「殺人バチを凶器に利用した連続殺人」への疑惑を持ち始める。

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お決まりの上層部からの圧力

特命係が「連続殺人」への疑惑を持ったとたん、さっそく公安部の外事課、また法務事務次官の日下部(榎木孝明)から連続して圧力がかかった。

ほとんど脅しめいた圧力であり、「この事件に関しては我々が調査するからお前たちは手を引け」という勧告をしてきた。

特命係に勝手な真似をされて、何らの秘密を明かされることに困惑の姿勢を見せてくる。

「裏に何かある…」そう確信した右京と亘。

テロ組織対策ということで非常にデリケートになる警視庁の上層たちは、なんとか秘密裡に無難な捜査を進展させたい模様に見える。

しかし外事部に所属する中央アジア担当官・黒崎(内田裕也)は、右京と同じく正義感にあふれる男で、何かと事件の真相究明を突き止めようとするが、日下部事務次官から左遷の指令を受け退いてしまう。

ともに事件究明に向かえる仲間が削られる中、右京はまた新たな真実を追い出した。

中央アジアのテロ組織にあった教義と正義

右京はもう1度、中央アジアで暗躍していたテロ組織について詳しく調べていく。

すると、そのテロ組織が独自の「教義」らしきものを掲げ、それをもとに犯行を重ねていたことがわかった。

このテロ組織には〝任務遂行を邪魔する者にはハチを使った死刑を執行する〟という一片の掟があることが判明し、今回の事件、また第1の被害者が殺害された事件の経過とちょうど重なる兆しが見られていた。

テロ組織の行動と今回の事件、また第1の事件とが完全に絡み合い、右京と亘は再びテロ組織に関係する人物を追究し始める。

そこで浮上したのが、カメラマンジャーナリスト・藤本と、九斗美商事社長・夏焼だった。

テロ組織による教義の部分はなんとか知れたが、果たして、その教義と正義がどのように関係するのか?

この辺りについても右京と亘は独自に調べていく。

戦争への斡旋、武器売り商社

まず九斗美商事社長・夏焼だが、彼はとある植木屋にて死んでいた。

それはテロ組織の処刑に倣った殺され方に似ている。

ここで夏焼は一旦〝真犯人〟の枠から外された。

九斗美商事は以前から海外商社と手を組み、戦争勃発の兆しがある各国へ武器を売りさばいていく武器商社だった。

この情報は、外事部に所属していた黒崎から得られたものである。

あるとき九斗美商事は、内戦をずっと続けていたトルジスタンに目をつけ、海外商社・アースサプライズ社とともに大量の武器斡旋を行なっていた。

秘密裡にそのようなことをしていた九斗美商事はまた、この武器を売りさばく際、トルジスタンの内情に詳しい小関豊子を斡旋仲介役に立てた。

ここで今回の事件と小関豊子の動向が重なった。

さて残るは藤本だったが、このカメラマンジャーナリスト・藤本にはそれまで明かされなかった別の秘密が存在していた。

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カメラマン・藤本に隠された素性

トルジスタンに武器を集中して売ったため、結果的にそこでの内戦は激しくなった。

結果的に死者が多く出た。

その死者のうちに、まだほんの子どもの犠牲者も多数いた。

藤本は、この子どもの犠牲者が目の前で死んでいく光景を目の当たりにしていた。

藤本の身元をよく洗えば、藤本というのは偽名であり、本名は嗣永重道ということが判る。

加えて嗣永は元公安の刑事・監察官であり、右京と同じく正義感にあふれた有能な人物だった。

その「行き過ぎた正義感」が上層部の目に止まり、圧力にもよって嗣永の行動は常に監視されていた。

そんな中、嗣永は極秘に特命係の2人を呼び出し、今回の事件捜査への協力を申し出る。

そのとき出された暫定的な業務は、「首謀者と見られるアルマズルの逮捕」と「九斗美商事社長・夏焼を守ること」だった。

このとき、嗣永は九斗美商事社長・夏焼を護衛する任務に就いていた。

けれど夏焼は(先述の通り)テロ組織の処刑に倣って死んでしまい、その時点から右京は藤本と偽名を使った嗣永の動向を疑い始める。

「嗣永には並みならぬ正義感があったため、それがもとで今回の犯行に及んだのではないか?」

この疑惑がどうしてもぬぐい切れない右京と亘は、嗣永の動向から「ある不可解な点」を導き出す。

嗣永が常に首につけていたヒモは、トルジスタンにいる子どもも同じくつけていたものである。

戦争を背景にした、正義

「ドグマ(dogma)」の直訳は「教義」であり、その「教義」をさらに追究していくと「宗教上の正義・教義・独善的な妄想」となる。

このうちの「正義」と「独善的な妄想」の辺りに着目しながら右京と亘は、今回の事件(小関豊子がジゴクバチにより死亡した事件)に見られる不可解な点に気づいた。

その頃、スコットランドヤードに研修で赴いていた陣川(原田龍二)から得た情報によると、「ヨーロッパでアースサプライズ社・社員3名が銃殺された
ということが判明。

これにより、テロ組織の首謀者・アルマズルの人物像を言えば、目的遂行のためなら「手段を選ばない人物」となる。

もしこのアルマズルが今回の犯人であれば、「日本(ここ)で教義に徹底して処刑法を倣うのはおかしい」という疑問点が残る。

この点からアルマズルをとりあえず今回の事件犯人から取り除くと、嗣永への疑惑が一層色濃く浮き彫りとなる。

右京は密かに推理した。

嗣永ははじめから九斗美商事の社長・夏焼を殺害するつもりで護衛の任務に就き、九斗美商事と内戦との関係において、何らかの怒りを持っていたのではないか?

結局この推理は当たっており、右京に港で問い詰められた嗣永は今回の事件経緯について自白した。

九斗美商事と内戦を取材する傍ら、その社長・夏焼と、今回の事件被害者・小関豊子に並みならぬ反感と怒りを持った。

彼ら武器商人のせいで内乱は悪化し、さらに多くの犠牲者を出す結果となった。

その犠牲を食い物にする形で儲け続ける夏焼と、それに加担した小関豊子の犯行は断じて許されるものじゃない。

この経過と動機により、嗣永は2人を殺害したことを明らかにする。

「正義」の行方

正義とは人によって幾つも分かれ、その幾つかに分けられた正義のもとで、人はまた自分がその正義へ心酔するように突き進む。

その結果、その幾つかに分れた正義のもとでまた、その正義によって裁かれた犠牲者が出る。

今回の事件において嗣永は、テロ組織が培ってきた教義(正義)を用い、夏焼と小関豊子を殺害し、武器商人としてしてきたことへの代償を払わせていた。

警視庁が、特命係や正義感を持つ外事部の黒崎に圧力をかけ、捜査から外そうと妨害したのは、国際テロ組織が絡んだ武器商売に密接してしまう捜査への展開が懸念され、国策に深く関わることで国家間のバランスが崩されることを恐れたからである。

これも「組織を守ること」を念頭におけば一般的に通用する警察側の正義となる。

武器商社である九斗美商社やアースサプライズ社にとって「武器を売りさばく」という行為は、自分たちの利益を伸ばす点で社用における正義になる。

しかし「自分の主張を通す形で、人命を犠牲にしてまで得る正義がどこにあるのか?」という疑問には誰も答えられない。

右京は、数多ある正義の中から「これが妥当」と呼べる正義を見つけるのはきわめて困難で、まして「暴力によって得られる正義」は自己主張(保身)を正当化するものに他ならないとし、「自分がいま掲げている正義」の行方をアルマズルの拳銃2丁を構える嗣永に突きつけた。

嗣永は何も答えられず、沈黙のうちに降伏した。

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相棒16 第8話 視聴者の感想

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黒崎「杉下さんは素晴らしい方ですね!」

歴代相棒「ノーコメント」
伊丹「は?」
芹沢「は?」
内村「は?」
中園「は?」
青木「は?」
日下部「は?」
陣川「仰る通りです!!!」#aibou #相棒

— 大空みのり (@ozora_minori) 2017年12月6日

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