2017.11.23 2017年10月～12月秋

相棒16 6話 あらすじ&ネタバレ感想！大河内のラムネにファンが反応！？

ドラマ相棒

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２０１７年１１月２２日、『相棒１６』シリーズ第６話の放送です。
今回は「ジョーカー」というタイトルで、なかなか謎が謎を呼ぶ不可解なタイトル。

今回も、杉下右京（水谷豊）、冠城亘（反町隆史）の独自捜査が思い切り冴えます。

第１話で犯人が警察を訴えるという事件が起きましたが、今回は元刑事が警察を訴えるという内部告発的な事件。

元捜査二課の早見一彦（山田純太）の元妻は、歩道橋から転落して以前に不審な事故に遭った。警察はそれを自殺と見て途中で捜査を打ち切る。
「妻は何者かに殺された」と思い込む早見は、その警察の決定に不満を持った。

加えて右京・亘も同じく当事件に疑惑を持つことになる。

他殺の線で捜査を進めていくと、思いがけない事故の真相が…。
通常ではあり得ない事件のベールに、右京と亘はどのようにして突破口を見つけるのか？

それでは、相棒16 第6話のあらすじと感想を紹介していきます。
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒16 第6話 視聴率

第6話タイトル：ジョーカー
視聴率：13.8%

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相棒16 第6話 あらすじ ※ネタバレ

疑惑の転落事故

事件は元捜査二課の早見が、警察を起訴する場面から始まる。

過去に起きた妻の転落事故が「自殺」という決定に納得できない速見は、その不条理な事件解決を図った警察をどうしても許す事ができない。

早見はずっと「あれは事故でなく事件だ、何者かに妻は殺されたんだ」とする主張をやめない。

しかし事件と確定する証拠が何もない。

つまりこの時点から「事故を事件とできる決定的な証拠」が必要だった。

しかしどうしても事件へと軌道修正を図りたい早水には、それだけの確信のようなものがあった。

やがてその確信（核心）部分に、特命係の２人も飛び込んでいくことになる。

早水が置かれた立場、その弁護士と特命係との関係

加えて早水には「知人に虚偽の証言をさせたことによる懲戒免職処分」という大きなビハインドがあり、その不利な立場を乗り越えての主張でもあるため、さらに困難な状況に追い込まれていた。

しかし早水はこの処分にも不満を覚え、「自分はそんなことしていない」と損害賠償を請求する。

このとき早水の裁判を担当した弁護士は、連城（松尾諭）という「ゲーム感覚で裁判を楽しむ男」であり、加えて連城は過去に特命係に恨みを持つ難癖漢だった。

ひと波乱もふた波乱もありそうな特命係と弁護士の関わりを思うだけでも、今後の早水の立場は右往左往されるものと推測された。

衣笠副総監（大杉漣）の暗躍

衣笠副総監は「偽証した男」の輪郭をはっきりさせ、当時の警察の処分が正しかったと決定づけるために、その「偽証した男」の捜索を指示する。

一方、右京と亘は早水の裁判と「偽証した男」の捜査が進むにつれ、いつも通りに独自捜査に乗り出した。その際、警察の代表で裁判に出廷した大河内（神保悟志）も一緒に捜査に乗り出すことになる。

けれどなかなか理想通りに事は運ばず、捜査は難航する。

そこで警視庁長官官房付・甲斐（石坂浩二）の協力にもよる形で、異例の捜査―係争相手の早水と接触して真相を暴く―という大胆な挑戦に出た。

まさに警察の威信をかけた「一触即発の空気」となった。

つまり右京と亘は「スパイ」ながらのジョーカーとなり、相手の懐に乗り込んでの真相引き出しに努めることになる。

相手がその餌に食いつけば、相手はそのままジョーカーを引くことになる。ババ抜きと同じである。

妻・幹子が気づいた経理データの改ざん

早水の「妻は殺された」という根拠には、ある会社の経理データの改ざんという事実があった。

幹子（宮本裕子）はその会社の「経理データ改ざんの事実」をつかんだことで（結果的に）殺害された。

つまり口封じである。

その会社の名前は「繁田電産」。

人口知能（ＡＩ）を使用して経営戦略を行なう、「データサイエンティスト」という未来型のプロジェクトに参加していた幹子は、この会社の脱税疑惑にすぐに気づいた。

その首謀者として怪しいと見たのが国税庁のＯＢである根岸孝雄（辻つとむ）。

その根岸は同じく国税庁ＯＢで同じ椅子に座った松下隆司（藤田宗久）とつながっており、２人は結託し合いながらその後も隠蔽工作に準じることになる。

代議士・松下は幹子の実の父親だった。

その隠蔽に我慢ならなかった幹子は、正義感を振るい、全てを明るみに出そうと試みた。

幹子の正義感が、歩道橋から身を投げ自殺した

脱税疑惑をどうしても隠蔽しきれない幹子は、口封じをしようとする根岸ともみ合いになり、正当防衛の形で、結局根岸を突き落としてしまう。

その現場を目撃した松下は、幹子に「見たこと・聞いたこと」の全てを闇に葬れと忠告する。

それに従い、根岸との件で多少の罪悪感を覚えていた幹子は、その後、繁田電産のデータを少々改ざんするなど手を貸していた。

だがその陰謀めいた隠し事にそれでも耐え切れなくなった幹子は、松下代議士（幹子の実の父親）と言い争った後、歩道橋からその正義を持ったまま自殺した。

アポなしで急きょ、松下代議士を直撃！

右京と亘はアポなしで松下代議士を直撃した。

用件は、もちろん幹子のことについて。

松下代議士はただ保身のために実の子である幹子を利用し、そのまま自殺に追いやった張本人だった。

さらに真相を辿ってみると松下代議士は、「娘・幹子の自殺について深く捜査しないでほしい」と圧力をかけていたことがわかる。

松下代議士は、

「私は政治家であるから、大義名分に遵守する義務がある。私情を挟む公私混同の振る舞いは自分の正義にかけてできない」

といった旨を右京と亘に告白する。

それを聞いた右京は、

「人の命を犠牲にしてまで守る大儀など、この世にはありませんよ！」

と厳しく叱咤した。

幹子は確かに自殺で死んだが、それまでに追いやったのは幹子の父親・松下をはじめ、根岸との裏汚い隠蔽工作の暗躍である。

実の父親が娘を死に追いやってそれを正当化するという、何とも衝撃的かつ狂った正義感がなした犯罪だった。

父親・松下代議士と、娘・幹子との〝正義感のすれ違い〟が今回の事件の見所である。

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相棒16 第6話 視聴者の感想

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