相棒16 10話 あらすじ&ネタバレ感想!健太郎(上条喬樹)の演技に惹き込まれる

ドラマ相棒

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今回の相棒16は元日スペシャルということで2時間15分枠の特番となりました。
タイトルは「サクラ」。

クリスマスに発生した発砲事件とサイバーテロ犯罪の複雑な絡みで始まった、超々難度の凶悪犯罪!

事件に関わった高校生3人が失踪してしまい、その行方を追いつつ明らかになった〝巨大な権力者の輪郭〟が杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)の2人を襲う!

今回の事件は何とも複雑で、警視庁の上層部から内閣府のお偉方までを事件関係者に含んでしまう、前代未聞の難事件。

銃撃事件とサイバーテロとの関係は、ひょんなことからつながりを持ち、初動捜査の思惑から大きく外れた進展を見せていく…。

お決まりの上層部からの圧力を受けて停職処分をも覚悟した特命係は、捨て身の覚悟で真犯人究明に挑んでいく…!

それでは、相棒16 第10話のあらすじと感想を紹介していきます。
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒16 第10話 視聴率

第10話タイトル:サクラ
視聴率:15.4%

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相棒16 第10話 「サクラ」ゲスト出演者

健太郎

高校3年生。
発砲事件をはじめ、一連の事件の容疑者として名前が浮上する。

相棒16 第10話 「サクラ」あらすじ ※ネタバレ

クリスマスの日の発砲事件

事件は、真っ昼間のクリスマス・イベント会場で起きた。

イベント会場の人がごった返す中、発砲事件が起きて加害者は逃走し、おまけに被害者の行方もわからなくなってしまう。

「加害者だけならともなく、なぜ被害者までも…?」

事件の経過に不審な点が突きつけられた状況に警視庁は混迷しながら、それでも何とか手がかりを元に、犯人の行方を追っていく。

犯行現場である会場に、警察官には見慣れた銃弾が残されていた。

それは通称「サクラ」と呼ばれる、制服警察官(主に所轄に従事する警察官)が所持している拳銃の銃弾で、ここで「警察官の拳銃による発砲事件」が発覚。

捜査一課とともに事件解決への究明を独自に捜査し始めた特命係の2人・右京と亘は、事件発生当日、歳末パトロールで現場周辺にいたため、銃声を聞きつけて現場へ急行した。

そのときに右京と亘が見たのは、血痕のみが残されたイベント会場のフロアであり、そこで初めて「被害者がいないこと」に気づいた。

所轄勤務の警察官の拳銃自殺から、派生していく大規模犯罪

独自捜査を続ける特命係の2人は、特定の情報を手繰り寄せる。

それは、とき同じくして所轄勤務の警察官の拳銃自殺だった。

イベント会場で使用された拳銃・桜が盗まれたのは、すでに明白であり、果たしてこの拳銃の出どころは「この所轄勤務の警察官ではなかったか」との推理を立てつつ、右京は真犯人を負うよりも事件解決への土台を講じるべく、事件経過の裏方情報を模索し始めた。

その所轄・交番勤務の警察官を調べていく中、ある重要な手がかりのようなものをつかむ。

その警察官は「3か月前に事故と処理された内閣人事局長の死を、単独で極秘に操作していた」というものだった。

サイバーテロ犯罪の疑い?

「事件現場に警察官の銃弾が残されていた」、これを受けて広報課長・社美彌子(仲間由紀恵)は警察の威信と混乱を避けるため、あえて事件にまつわる詳細な経過発表を伏せていた。

そのとき、拳銃自殺した所轄勤務の警察官の情報とともに、事件と同時進行するような暗躍が表ざたとなり、『QTES689』というハンドルネームを使う何者かが「緊急災害速報メール」の発信元をハッキングし、拳銃・サクラが盗まれた現況映像を拡散してしまった。

警察の威信・信頼を地面にたたき伏せられた警視庁は一気に窮地に立たされ、こうなっては何が何でも早急に事件解決を図らなければならないという「焦燥の舞台」へ駆り出されることになった。

拳銃自殺事件から、発砲事件とサイバーテロ犯罪が描かれる

一方、右京と亘は独自捜査を進めるに中で、それぞれで意味深な手がかりを見つけた。

右京は、警察庁長官官房付・甲斐峯秋(石坂浩二)から呼び出され、内閣人事局長・山脇重弘と以前から親しかった官房副長官・折口洋介(篠井英介)に引き合わされ、現在の事件経過の詳細について尋ねられた。

その質疑において、右京はそれまで調べてきた「拳銃自殺した警察官と今回の事件との関連性」をずっと持っていたため、その折口による内閣人事局長についての話を聴く上で〝完全につながりがある確証〟をつかんだ。

さらに亘は不意の形で、イベント会場で銃撃され被害者であるはずの安田英治(梶原善)から突然接触され、「事件にまつわる話」をされながら半ば恐喝された。

この恐喝内容から今回の事件がひどく深遠な暗闇を持ち、さらに「邪魔されては困る」という犯人側の本気度と〝ねらい〟のようなものが浮き彫りとなる。

消えた男子高校生の行方~サイバーテロ犯罪の真相~

イベント会場での事件からさかのぼること半年前、高校生3人組が謎の失踪を遂げていたが、(ストーリー)現在をもってもその背景は不透明のままだった。

その謎について一線の灯りが差し込む。

半年前に謎の失踪を遂げた高校生のリーダーは上条喬樹(健太郎)であり、あとに続く2人の高校生(小原唯和・山下真人)が一連の事件に関与している事実が発覚した。

それは、内閣情報調査室審議官・有馬武人(鶴見辰吾)が警視庁副総監・衣笠藤治(大杉漣)を通じて事件に関係する強硬手段を指示していたもので、その指示に操られる形をもって、高校生3人はサイバーテロ犯罪じみた「サーバー侵入」を試み、警視庁機密の一部始終を流出する計画を取らされていたというもの。

この3人の高校生は以前、「コンピューターのセキュリティにおける脆弱性」を見つける大会で優勝した経験があり、そのパソコンスキルを買われての起用であった。

銃撃事件被害者・安田英治の暗躍

クリスマス・イベント会場で銃撃された被害者であるはずの安田は、この警視庁機密を盗んだ高校生3人を脅迫し、安田持参のリストに記載された「特定人物」の情報をハッキングして入手するよう強要していた。

この情報入手によって明るみに出た「特定人物」の身辺では、次々と不穏な出来ごとが引き起こされた。

その第1の犠牲者が、内閣人事局長・山脇重弘だった。

山脇もこの安田が命じる「特定人物の情報リスト」によって身辺事情が引き出され、その個人的かつ秘密の情報をもって安田から脅されていた。

事故死に見せかけられていた山脇の不審な死の裏側には、この安田の暗躍が根強く光っていたのである。

犯罪の黒幕・有馬武人の登場

内閣情報調査室審議官・有馬武人(鶴見辰吾)は、古くから知り合いだった衣笠と結託し、周囲の邪魔な人間を次々と失脚させる算段を講じようと暗躍していた。

安田の背後から今回の一連の事件を操ったのがこの有馬であり、有馬は高校生3人を利用するだけしてポイ捨ての計画もすでに済んでおり、まるで高校生3人を捨て駒のように操っていた。

全ては出世欲と保身のためで、同じく直属の部下である安田を操れたのも、この煩悩じみた欲にからめた手腕であった。

高校生3人はそうして「自分たちが入手する情報」によって人が殺害されていく現況に躊躇して、ついに有馬・安田が作り上げた囲いの中から逃げようとする。

そのとき、警察官が持っていた拳銃・サクラを持って逃げ出した。

逃走し、何とか行方をくらまそうとする3人だったが、安田と有馬、また普通に警察から追われる身となり三重苦であり(1つの苦渋は「自分たちが山脇を殺害した」と思い込んだこと)、それらの焦燥から自分たちの末路を決めていった。

高校生3人組のうちの智弘は、特命係に追われつつ保護され、月本幸子(鈴木杏樹)のマンションに匿われることとなった。

また2人目の航太は、警察官に追われながら必死の逃亡の末、逃げ込んだビルから転落して病院で治療を受けた。

そしてリーダー各の喬樹は2人を尻目に何とか逃げ切り、その後に新たな計画を立て、それを実行する。

高校生により、真犯人が暴露される!

安田・有馬と警察の手から逃げ切っていた秀樹は、改めて計画を立て、内閣情報調査室審議官・有馬の犯罪を摘発するために単独で乗り込んだ。

捜査網から逃げ切っていたことで全くのノーマークでもあったため、秀樹はその計画を無難に進めることができた。

「政治家や警察官、他の役人たちは、有馬の思惑によって致命的なスキャンダルをハッキングされ、それをネタに脅されていた。

そしてあの内閣人事局長・山脇重弘もその犠牲者の1人であり、有馬は安田を起用しながら高校生を犯罪に引き込む形で、そのスキャンダル(弱み)を握って自殺に追い込んだ。」

声を荒げてこう叫んだ秀樹は、逃走前から持っていた拳銃で有馬を銃殺しようとした。

このとき、すでにまわりを固めていた警察官の拳銃は秀樹1人に向けられた。

しかし右京が止めに入って説得し、何とか「真犯人の暴露」までで秀樹の計画を中断させようとする。

しかし有馬はさらに秀樹を挑発し、銃口が自分に向くよう目論み始める。

自分を銃撃しようとする秀樹を警察の狙撃によって殺そうとしたのである。

とっさに隙を突き、亘が秀樹に体当たりの形で押さえ込み、秀樹から拳銃を奪って事なきを得た。

その模様に割り入る形で折口が登場し、かねてより有馬に同様の形で脅されていたことを明らかにした。

ここで一連の事件の真犯人として、有馬武人、安田英治が逮捕された。

さらに共犯の容疑で秀樹も逮捕される。

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相棒16 第10話 視聴者の感想

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