2018.02.26 2018年1～3月冬

西郷どん 8話 あらすじ＆ネタバレ感想 篤姫(北川景子)が男前すぎ？

西郷どん

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西郷どん 第７話では、祖父、父、母を続けざまに亡くした吉之助(鈴木亮平)の生涯で一番辛く悲しい一年が描かれていました。

吉之助の背中で息を引き取った母上、悲しかったですね。

さて、今回はいよいよ吉之助に斉彬(渡辺謙)のお供で江戸に行けるチャンスが訪れます。西郷どんは江戸に行けるのでしょうか。

前回婚礼をあげた須賀(橋本愛)との関係にも急展開が！！

さっそくあらすじで振り返りましょう。

※この記事はネタバレ含みます。

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西郷どん 第8話 あらすじ ※ネタバレ

江戸への支度金30両？？須賀の反対

嫁をもらった吉之助は半年も立たない間に父と母を亡くした。辛い一年が終わり、西郷家は新たな年を迎えていた。

家族みんなで墓前で手を合わしていると、須賀が「わたしがおってよか年にはならんちみんな思っちょってございもんそ。」と言い出した。

聞くと、嫁いで間もなく両親が立て続けに亡くなり、近所から「不吉な嫁」の言われているようだ。

吉之助は「不吉な嫁なんかじゃなか。今年こそよかことがあっはず」と励ました。

とはいえ、西郷家では須賀の嫁入り道具の布団でさえ質に入れ食べ物を買うほど貧しい生活を送っていた。

この年の５月、大久保正助(瑛太)の謹慎が解かれた。「めでたかー。」と吉之助と正助は手を取り合って喜んだ。

そのひと月後、国中を揺るがすとんでもない騒ぎが起こった。

嘉永6年6月3日。ペリー率いるメリケンの軍艦が日本に開国を求め、浦賀に現れた。

斉彬は参勤交代の帰路でその知らせを受けた。ジョン万次郎から話を聞いていた斉彬は「思ったより早かったな。」と冷静だった。

薩摩に戻った斉彬は大砲作りを急がせた。そして、長崎と江戸に兵を送り、沿岸の備えを強固にさせた。

メリケンの来航を薩摩の好機とするためだ。メリケンと戦することなく、対等の立場で談判し、もし開国となったとき新しい政の主導権を握るつもりなのだ。

桂久武(井戸田潤)に使いを頼み、篤姫(斉彬の養女となり於一は名を篤姫と改めた)に江戸でお輿入れをす準備を急がせた、

そして、黒船は吉之助の運命も大きく変えようとしていたのだ。

久武から呼び出された吉之助は、斉彬直々に江戸へのお供に指名されたことを聞く。

意気揚々帰宅した吉之助は仏前で江戸行きを報告した。その知らせに家族はみんな喜んだ。唯一、須賀だけが江戸行きを反対した。

江戸へ行く支度金として30両ものお金がかかり、それを西郷家で工面することは難しいからだ。 また、いつ帰るかわからない吉之助を借金だらけの家で待つのはごめんだと言う。祖母のきみ(水野久美)は「はがいか」と嘆いた。

吉之助は正助に殿の江戸へのお供に指名されたこと、金がなく家族のために諦めようと思っていることを話した。正助は吉之助のうだつのあがらなさに腹をたて、取っ組み合いの喧嘩となる。

篤姫との約束、須賀との離縁

明くる日、再び久武に呼ばれた。篤姫が鶴丸城にあがる警護役に抜擢された。篤姫から直々に指名を受けたのだ。

一方、西郷家は売れるものは売ったり内職をしたり幼い弟たちまで一丸となって金策に走った。その様子を見て、須賀はお里に帰ってしまった。

正助は郷中仲間や豪商の板垣氏に掛け合い、お金を工面した。

そうしてなんとか20両を寄せ集めることができた。

吉之助は篤姫警護の道中、篤姫(北川景子)に呼び出された。篤姫は吉之助に御前相撲の礼を伝えた。そして、「次は江戸で会おう。」「共にお殿様のために尽くそうぞ。」と告げた。吉之助は「はい。」と力強く答えた。

帰宅した吉之助を正助が待っていた。正助は20両を差し出し、これで江戸に行くよう吉之助を説得した。

「こげな、もらえん。」と言う吉之助に正助はみんなで必死に作ったお金だから受け取ってもらわなければ困ると吉之助が大切にしていたカステラの紙を差し出した。子供の頃の斉彬との思い出の品である。それを受けとり、「おいは江戸にいっど！」と叫んだ。

そこへ父親を引き連れて須賀がやって来た。手切れ金と共にきれいさっぱり離縁してほしいと言う。
去っていく須賀の背中を見送りながら「あいがとな」と呟いた。

かえり道、「ほんのこてこれでよかったどか？」と問う父上。須賀は優しすぎる吉之助と一緒にいると離れがたく江戸に行くのを引き留めてしまうから、手切れ金と共に離縁し江戸に送り出したかったのだ。「日本一の婿どのをこっちから離縁してやりもした」と泣いた。

翌年１月21日。いよいよ吉之助の出立の日。家族や郷中仲間に見送られ、吉之助は意気揚々旅立った。

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篤姫(北川景子)が男前すぎると話題に

北川景子さん演じる篤姫が綺麗なのはもちろん、男前過ぎるとSNS上で話題になっています。
吉之助と篤姫の今後の展開に注目が集まります。

気になる鹿児島弁解説！！

まずは、祖母きみの「はがいか」と言う嘆きに注目。
「はがいか」とは「歯がゆい」の意味。
悔しいときに鹿児島ではよく使われる方言です。
西日本では、共通する方言のようです。

次によく使われる文末表現「～ごわす」に注目。
西郷どんだけでなく、正助や幼い弟たちまで使っていましたね。
「～ごわす」は「～あります。」「～ございます。」の砕けた言い方です。

しかし、日常生活ではほとんど耳にしない言葉です。
ご年配の方で「～ごわんさあ」と言われる方はたまにいらっしゃいます。

最後に、須賀の父上のせりふ「ほんのこてこれでよかったどか？」に注目！
鹿児島弁で「ほんのこて」は「本当に」の意味で使います。
とくに強調をするときに使います。
篤姫も「まっこて」と言っていましたが、「まっこて」は「誠に」の強調を表しています。

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西郷どん 第8話 視聴者の感想

西郷どんはほんのこてみんなに愛されていたんだなと実感させられる回でしたね。

西郷家の家族はもちろん、板垣氏に頭を下げる正助、離縁を言い出す須賀も。みんなの西郷どんへの思いがひしひしと伝わってきました。

そして、斉彬さまと江戸へ行けて本当に良かった！！

次回は江戸で活躍する吉之助に期待したいと思います。思いがけない再会もあるようですね。楽しみです。

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西郷どん 第9話 あらすじ予告

吉之助（鈴木亮平）は藩主・斉彬（渡辺謙）とともに江戸の薩摩藩邸に到着。
再会した仲間と品川宿の磯田屋に行き、ふき（高梨臨）と再会する。

ふきはかつて吉之助と出会い、紆余曲折（うよきょくせつ）の末に江戸に流れてきた薩摩の貧しい百姓の娘だった。
そのふきをひいきにしているのは、周囲から「ヒー様」と呼ばれる町人風の謎の男（松田翔太）だった。
そして吉之助は、斉彬のお庭方を命じられる。

いよいよ江戸編が始まりもす!!
僕としては、第2回を思い出すような感覚でした。

薩摩では一家の大黒柱として頼りがいのあった吉之助が、小さな井戸を飛び出して大海へ出て、江戸という新しい世界に飛び込んだ時に、やっぱり何もできないっていう（苦笑）。
世間をまだ何も知らない、うぶな吉之助がいます。

そして、華やかな新キャラクターが続々登場です！
この方たちとのコネクションが、西郷さんの一生の宝になっていくので、すべての始まりの章といっても過言ではないでしょう。

薩摩ことばが江戸で通じなかったり、視聴者の方にも目新しい感覚で、異文化コミュニケーションも楽しんでもらえるはず。
西郷どんの急激な成長がここから始まりますよ！

NHK

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