相棒 Season16 3話 あらすじ&ネタバレ感想!菊池桃子の演技が話題

ドラマ相棒

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11月1日(水曜日)に放送された『相棒』第3話、「銀婚式」

今回から通常のテレビサイズ枠(夜9時から9時54分)で放送された『相棒』16シリーズ。
ストーリーのスポットは〝結婚25年目を迎えようとする夫婦〟に当てられ、その夫婦の周りで知らぬ間に暗躍する「謎の不審者」への捜査が展開されます。

『相棒』ならではの論理立てた緻密な展開と、それを裏づけるための陰での捜査が交錯するように進展していく爽快のストーリーに、おそらく視聴者は釘づけだったことでしょう。

幸せであるはずの夫婦の運命に、人知れず忍び寄る魔の陰…!

その原因と犯人像、そして謎に巻かれる犯行手口への究明を急ぐ特命係の運命やいかに!?
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒 Season16 第3話 視聴率

第3話タイトル:銀婚式
視聴率:14.2%

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相棒 Season16 第3話 あらすじ ※ネタバレ

事件は、大手商社専務取締役である瀬川巧(川野太郎)の妻・楓(菊池桃子)が、その乗っていた車椅子の暴走により、悲惨な事故に遭遇しそうになる場面から始まります。

瀬川と楓の出逢い

瀬川は大学生時代に、高校生だった楓の家庭教師をしていた。それがきっかけで2人はつき合い始める。

けれど楓の父親はその交際に反対しており、娘の楓をアメリカに留学させるが、瀬川と楓はその〝壁〟も乗り越える形で、遠距離恋愛で交際を続けていた。

楓が21歳のとき、落馬して下半身不随となってしまった。そのとき瀬川もともにいたため、瀬川は責任を感じ、その後の楓の一生の面倒を見ることを両親に頼み込み、結果、楓の両親は2人の交際を認めた。

そして瀬川と楓はめでたく結婚した。

さらにそんな中、楓の父親は自分の大手総合商社に瀬川を入社させ、その後も何かと重宝していた。

車椅子の暴走

結婚してから25年目が経ち、瀬川と楓は銀婚式のパーティを目前に控えていたとき、事件は起きた。

ある日、瀬川は楓を連れて久し振りに散歩に行った。

その帰り、〝タバコをきらしていたこと〟に気づいた瀬川は、楓が乗った車椅子を道端に停め、自動販売機でタバコを買おうとする。

楓は散歩途中で疲れたのか、すやすや眠っていた。

その眠っている妻を起さないようにと瀬川は、そっと車椅子を停めたと言う。

しかしそのときに瀬川は、「車椅子のブレーキをかけ忘れる」という重大なミスを犯していた。

タバコの自動販売機はちょうど坂道の頂にあり、瀬川が目を話した隙に、そのブレーキをかけ忘れられた車椅子は坂道をグングン暴走していく。

坂道を異常な速度で下っていることに気づいた楓は、焦りながらも、何とか車椅子から飛び降りて難を逃れた。

その車椅子が転がって行った先にはちょうどワゴン車が対向しており、楓は無事だったものの、乗っていた車椅子は無残にも大破した。

あわや、人命に関わる大惨事である。

右京と亘の登場!~瀬川宅の周辺に灯油がまかれたハプニングへの真相究明~

右京と亘は、警察庁長官官房付警視監・甲斐峯秋から依頼され、瀬川宅の周辺にまかれた灯油事件についての事情聴取のため、すでに瀬川に接触していた。

だから右京と亘が車椅子事件に遭遇したのは偶然である。

右京と亘は瀬川宅にて、「灯油散布事件」についての話を訊くことにした。

そのときの瀬川の対応は、何となくぎこちないものだった。

「はぁ…、でも、そのことで大げさな事態にもなっていなかったので、警察には届けていないのですが…」

そんな旨を瀬川は右京と亘へ静かに告げる。

しかし、銀婚式を間近に控えたおめでたいはずの2人に起きた〝不審な事件〟…。
あわよくば火事を引き起こし、最悪、一家を全焼させて人命を奪ってしまうという、大胆かつ非道な犯行である。

瀬川宅で給仕していた家政婦・セツはその事を重く見、瀬川の知らない間に、その事を警察に届け出ていた(正確には、このセツから高城商事代表取締役である楓の兄へ話が行き、それから警察庁長官官房付警視監・甲斐峯秋へと伝わった)。

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初動の取り調べ

灯油事件が警察へ明るみに出た今、瀬川をはじめ、瀬川宅にいる主な家人への本格的な取り調べが始まった。

「灯油が自宅周辺にまかれた先週の木曜日の午後、あなた方はどこで、何をされていましたか?」

右京は皆にアリバイについて訊く。

・瀬川
「(楓の兄とともに)千葉県に釣りに行っていた。」
・セツ
「スーパーに買い物に行っていた。」
・楓
「自宅にいた。」

それらを聞き終えた右京は、

「物音か何かを含め、普段とは違った何らかの異変に気づかれませんでしたか?」

と、ずっと自宅にいたと言う楓に〝不審な人物の気配や動向〟について尋ねた。

けれど楓は、「いいえ、なにも…」と異変がなかったことを伝える。

その流れを聞いていてまとめに入ったように瀬川が、

「エントランスはオートロックで、外部の者は自由に出入りできませんから、マンションにいる誰かのいたずらでしょう…」

と言うが、それを聞いたセツは、

「いいえ、あの日は引っ越しがあって、オートロックが解除されてましたから、外部の人も自由に出入りできたんです」

と外部の人間も〝犯人特定の視野〟に入れることを仄めかす。

最後に右京は、楓が乗っていた簡易型車椅子についてもう1つだけ訊く。

「あれは(簡易型車椅子というのは)、乗っている状態のままで、電動から手動に切り替えられますよねぇ?坂道を下っていたとき、そこから飛び降りるよりも、手動から電動に切り替えた方が、安全だったと思うのですが…?」

それを聞いた楓は、

「そうしようと思ったんですが、上手くいかなくて…」

と、パニックで気が動転しているときには「冷静な判断などできない」と逆に右京を諭していった。
ここまでを聞いて、右京と亘はいったん署に引き返す。

送られなかった銀婚式パーティへの招待状

楓は銀婚式招待状をオーダーメイドで頼んでいたが、依頼社から戻ってきた招待状は「デザイン通りじゃない!」とのことで、招待状そのものを作るのを取りやめたという。結局その後は、招待状を友人・知人へ送るのもやめている。

警察が公式にその招待状について調べてみると、楓が当初デザインしていた物と依頼社が作成した招待状のデザインは、全く同じ物であった。

しかし楓は家族の者にも「デザインが全然違う」と変わらず言っている。

つまり招待状のデザインを巡って楓は、嘘をついていることになる。

「なぜそんな嘘を…?」

その真相を究明するため、右京と亘はより詳細に、楓の身辺調査に乗り出した。

瀬川への疑惑

ここで〝1つの疑惑〟が上がる。

右京が初めて瀬川に対面したとき、その瀬川は妻・楓が車椅子事故によって救急搬送されたのに拘わらず、ずっと事件現場に残り、事の一部始終を警察へ話すという異例の行動を取っていた。

これがまず右京の気にかかる。

「なぜ、自分の大切な妻が救急車で運ばれたのに関わらず、本来付き添って当たり前の夫がそのまま事件現場に居残ったのか?まして楓は半身不随の身、心配ではなかったか?」

これを元にし右京ははじめ、「瀬川が銀婚式を節目にして、妻・楓との離婚を阻止するために〝楓の殺人〟を計画したのではないか?」と疑った。

瀬川はもともと楓の家の婿養子に入った身の上で、多額の資産や社会的地位も、そのこと(楓と結婚していること)により得られている。

もし楓と離婚するようなことがあれば、その資産・地位は全て奪われる。これを阻止するため、楓計画的に殺害しようとしたのじゃないか?

〝楓を事故死に見せかけ、その楓と結婚したままの状態にしておけば、自分はその財産を永遠に所有していられる〟これを瀬川は狙っていたのではないかと右京は推理した。

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別荘での転落事故

瀬川一族はある山荘を別荘にしていた。

そこで瀬川自身が転落事故によって死亡するという、何とも不可解な事件が発生する。

ここで瀬川への疑惑は宙に浮き、その瀬川を殺害した別の犯人像の輪郭が浮上してくる…。

そしてこの場面へ行きつくまでに、財産目当てを元にした「瀬川による妻殺害」への容疑は弱まっていた。

現在、楓の兄・高城が社長を務める会社―つまり瀬川が現在所属する会社―は実力主義であり、コネや七光りによる出世は無縁のものだった。

もともと高城からアメリカにあるグループ会社の社長に内定までされていた瀬川には、楓と離婚しようがしまいが関係なかった(離婚してもそのままの状態で、地位・資産を得られたのである)。

では誰が、何のために、この瀬川を殺したのか?

ここから事件は〝新たな展開〟を見せ始める。

山荘は売却されることが決まり、その最後の記念にと楓と瀬川はその山荘で、楓の兄へビデオレターを送ろうとしていた。

そうしているうちに柱時計の鐘が鳴り響き、驚いた瀬川はそのまま2階から1階へ転落し、帰らぬ人となった。

その山荘には、瀬川宅で楓の介護士として働いていた牧野という、元不良上がりの青年もいた。

牧野は楓が忘れていったピルケース(薬のケース)を届けに来ており、そのタイミングは、瀬川が転落死する直前のようだった。

この事件の様子や経過を、ちょうどその山荘周辺にバーベキューに来ていた医師・酒井が目撃していた。

酒井は、瀬川が転落したとき叫び声がしたので山荘に入ったと言い、「救急車を呼んでくれ!」と訴える牧野に「私は医師だから、私が状態を見ると言った」と言う。

その酒井に右京が、

「遺体を見たときに、何か不自然な点はなかったですか?」

と訊いた。

すると酒井は、

「そういえば、何か辺りを漂う、妙な匂いがした」

と答える。

それは「髪の毛が焼け焦げたような匂い」というものだった。

山荘の2階へ上がると、タバコの火で焼け焦げた毛皮のラグがあり、またその2階で15本ものタバコの吸い殻を発見する。

楓が犯人であることを前提とした、DNA鑑定

亘はいつものように外回り―暗躍的な捜査―を行なっており、そこで「瀬川には隠れた愛人がいたこと」が判明した。

その愛人は瀬川の秘書・片岡美香であり、その美香は瀬川の子を妊娠していた(妊娠3ヶ月)。

けれど今の時点で(ストーリー現在の時点において)はその「妊娠の事実」が妻・楓にバレてはずがないと美香は言う。

右京は捜査方針を切り替え、瀬川が死んだ今、真犯人は「浮気に嫉妬した楓」であると推測する。

そこで楓のDNAが、その山荘2階に転がっていたタバコから検出されるのではないかと推測し、警察へ鑑定を依頼する。

ビデオレターを撮った際にスクリーンに映る楓は口紅をしており、右京や捜査一課の伊丹一行が駆けつけたときには、口紅をつけていなかった。

タバコの全てに口紅痕はついていない。

もし「楓がタバコを吸った」という仮定で言えば、そのタバコを楓が吸ったタイミングが焦点になる。

嫉妬により復讐鬼に変わった楓が夫・瀬川を殺害し、その殺害後の一服にタバコを吸ったのであれば、むろんその吸ったタイミングは「瀬川が転落して酒井が駆けつけるまで」となる(叫び声も狂言と見た上で)。

その辺りに何らかのカラクリがあると踏んだ右京は、その後しばらく、鑑定による真相究明を待つこととなる。

しかし結果は、「全てのタバコから楓のDNAは検出されなかった」というもの。

動揺する右京に追いつく形で、さらに新たな事実が発覚する。

タバコに残っていた指紋の1つに、牧野の指紋がついていた。

インターホンの目撃者~銀婚式は来なかった~

それから牧野は警察で取り調べを受けていたが、一切黙秘しており、事件解決への流れは遅々として進まなかった。

そうして捜査が難航する中、楓は「ニューヨークに行き、日本から離れる」と言い出す。

飽くまで事件の重要参考人と見ていた楓が、海外へ高飛びする可能性が浮上してきた。

キャリーケースに荷物を詰め込み、いざ部屋を出ようとする楓の前に、右京が再び姿を現す。

「飛行機に乗るのでしたら、このキャリーケースはご自分で運ぶことになりますね」

そんなことが不可能な楓に右京はジリと詰め寄り、楓の心に隠された一切の秘密を暴こうとした。

「もしかすると、こんな日が来るのではないかと、思っていました」

楓は寂し気に右京に答え、やがて事件に到った真相を語り出す…。

〝銀婚式の招待状〟、あれが全ての始まりだった。

招待状が宅急便で届けられた夜、宅配人は楓がいた瀬川宅のインターホンを押した。

宅のインターホンにはモニターがついており、その周辺の様子が部屋内からも見えている。

楓は宅配便を受け取るためにエントランスのロックを解除して、招待状を受け取った。

そのとき同時に、瀬川も社用車で自宅へ帰宅するところであったが、その社用車には愛人・美香も一緒に乗っていた。

いったん美香と別れていつものように自宅へ戻ろうとする瀬川に、美香は「渡し忘れた書類がある」と社用車を停め、また瀬川宅へと舞い戻ったのである。

そして瀬川と美香は、エントランスで約束し合う…。

さぁ消そうとしたインターホンのモニターに、その美香と会っている瀬川の姿を楓は見ていた。

インターホンであるから声も筒抜けであり、瀬川と美香がそこで交わす会話も聞き取れる。

「あなたの子どもができたの!」

美香はそれまで5年の交際を結実させようと、瀬川に詰め寄り、「奥さん(楓)を捨てるように」と訴えていた。

それに対する瀬川の言葉、

「わかっている!全部、僕に任せていてくれ!」

目前で飛び交う〝知らない経過〟に、楓がそれまで夢に見てきた「銀婚式」への幸せは、そのまま心で凍っていった。

「銀婚式用の招待状・デザインが、自分の思っていたものと全く違う」―その言葉は、楓に起きた現実そのものだった。

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相棒 Season16 第3話 視聴者の感想

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