相棒16 17話 あらすじ&感想 大杉漣さん死去による影響・代役は? ※ネタバレ

相棒16

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2018/2/21にテレビ朝日で放送されたドラマ「相棒 Season16」第17話。

今回は捜査一課と二課が併走して事件を追っていくという、レース感覚の事件解決に臨みます。

テーマは「偽装殺人か、収賄事件か!?」

あるIT企業の営業マンが自宅で殺害されます。

その際に個人用パソコンが盗まれるという、「データを奪われる事件」も同時に発生しており、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)や芹沢慶二(山中崇史)、そして二課の梶健介(矢島健一)との追走捜査が始まります。

梶が捜査一課に捜査協力をしなかったのは、一課の大々的な捜査展開によって「バラしたくないデータの漏洩」を恐れたから。

一方、杉下右京(水谷豊)と冠城亘(反町隆史)は「殺害されたと同時にパソコンが盗まれた」ということを受け、「犯人は何らかのデータを盗んだ!?」と見ており、二課の梶の捜査展望の方に一目置いています。

そうしながらも犯人と被害者との間で見られる、非常に大きな謎が見え隠れしてきます。

その「謎」には、被害者に身寄りの近い「ある隣人」の影が・・・

さて、この「隣人」を巡って事件解決への行方は、一課と二課の前でいったいどのように展開するのか・・・!?

それでは、相棒 Season16 第17話のあらすじと感想を紹介していきます。
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒 Season16 第17話 視聴率

タイトル:「騙まし討ち」
視聴率:12.0%

相棒 Season16 第17話「騙まし討ち」あらすじ(※ネタバレあり)

パソコンが奪われる!

ある日、IT関連会社・アストラルシステムに勤める営業マンの自宅が何者かに襲われ、営業マンは殺害され、その営業マンが所有していたパソコンが丸ごと盗まれた。

さっそく事件の一報が警察に入電され、捜査一課をはじめ、特命係も動き始める。

右京と亘は初めから、

「データを奪うことを第一の目的にした事件ではないか?」

という疑念を持った。

しかし現場検証する上では「データの奪取を第一目的にした傷害事件」の痕跡はそれほど色濃くなく、一見、ただの傷害事件にしか見えない。

捜査一課・伊丹と芹沢は、「傷害殺人事件」として今回の事件を追い、その後の捜査網もそのように敷かれていった。

謎の隣人の素性

今回の事件の被害者は、IT関連企業に勤める稲葉という男で、彼は青木年男(浅利陽介)と旧知の間だった。

そういう経緯もあり、浅利は今回の事件捜査を特命係に依頼した。

ちょうど事件が起きたその直前に、被害者・稲葉が住むマンションの隣室に住み込んだ、瀧川洋(山中聡)の存在が捜査網にあげられた。

事件発生当時の瀧川の動向を確認していくと、いろいろと犯人の輪郭に近づく背景が見え始め、捜査一課も特命係もこの被害者の隣人・瀧川の存在に注目するようになっていく。

瀧川の身元を調べてみると、瀧川には窃盗の前科があることがわかり、今回のパソコン強奪の事件模様と何気に動向が被ってくる事実がうかがえ始めた。

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被害者・稲葉芳郎(斉藤悠)の事件発生当時の言動

一方、今回の事件被害者である稲葉は、事件発生当時に婚約者・小山奈穂子(広澤草)と口論していたことが発覚する。理由は婚約破棄について。

それまで隣人・瀧川が犯人としての重要参考人にあげられていたが、怨恨の線から「恋人が犯人?」という新たな犯人像も膨らみ始める。

しかしその後すぐに、被害者・稲葉宅からパソコンを盗み出したことを瀧川が証言したため、いっとき奈穂子が犯人だとする怨恨の線は薄れていった。

稲葉の暗躍!?

稲葉が今回事件に巻き込まれた理由として、「内部告発」の可能性が指摘されていた。

IT企業アストラルシステムにおいて、収賄事件の容疑が並行してあがっていたことから、同社に勤める稲葉がその収賄についての情報を集めることはたやすく、それを告発すると決めていたことにより、同社の反感を買ったのではないかという、一種の口封じ的な事件模様が浮上してきた。

これは捜査二課・梶が以前から追っていた経済事件の一環から得られた情報で、この線から、殺害された稲葉と収賄事件との関係性を結びつけていた。

捜査二課・梶の動向

捜査一課、特命係が事件捜査を慌しく進めていた頃、捜査二課の梶は収賄事件の容疑で、今回の事件の犯人と被害者との関係を追っていた。

収賄事件の容疑を懸念した理由は、当のIT企業・アストラルシステムで進められていたデジタル教科書の案件が大々的に進められていたことによる。

デジタル教科書の導入方法としては、生徒各自にタブレットを配布し、それを使って授業をするといったプログラミング教育に因んだものだった。

(現実においても)昨今から教育として流行し始めたプログラミング教育でもあり、このデジタル教科書の導入は文科省推薦の大々的なイベントでもあった。

稲葉の自宅から盗まれたパソコンには、今回のデジタル教育関連のデータがインプットされていたことを梶はあらかじめ知っており、そのデータ内に収賄容疑を示す何らかのヒントが隠されていると睨んでいた。

IT企業・アストラルシステムと文科省との癒着

捜査が進むにつれて、IT企業・アストラルシステムと文科省との、世間には公表のできない汚職問題が明るみになっていった。

梶が睨んでいた通り、アストラルシステムは文科省に「デジタル教科書の採用」を認めてもらうためにと、多額の寄付金を賄賂として、文科省担当者の妻が責任者であるNPO財団に寄付していることが判った。

被害者・稲葉は癒着が始まった当初においては、収賄協力に加担していたが、次第に良心の呵責により嫌悪し始め、自分の罪を明るみに出すことを覚悟で「アストラルシステムと文科省の癒着・賄賂の実態」を告発しようと決意していた。

隣人は、梶が雇った協力者

前科を持つ瀧川は、今回の事件捜査協力を依頼した梶の協力者だった。

以前から動向を怪しんでいた稲葉を見張るため、その稲葉が住むマンションの隣室に瀧川を住まわせることにより、さらに詳しい事情を得ようと画策していた。

もともと瀧川はピッキング(自宅へ侵入すること)の達人である。

その腕を見込んで梶は、決定的な証拠がほしいからと、稲葉が所有していたパソコンを盗み出すことを瀧川に依頼していた。

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パソコンのパスワードは婚約者の趣味

梶の依頼によって稲葉のパソコンを盗み出そうと、人気のない稲葉宅の様子をうかがい、瀧川は事件発生当日、お得意のピッキングによって稲葉宅へ侵入した。

そしてさっさとパソコンを盗んで部屋を出ようとしたところ、いきなり殺害されている稲葉の死体を目撃することになる。

焦った瀧川はさっそく梶に電話して、その後の指示を仰いだ。

梶は、自分の暗躍がバレて、それまでの努力や捜査続行に支障が出ることを恐れ、絶対に捜査一課に通報するのはやめろと瀧川に釘を刺す。

そして梶は、瀧川に罪を着せるべく、そのパソコンを瀧川に持たせて家宅捜査礼状を執行させ、「パソコンは瀧川が盗んだこと」にしてパソコンだけを奪うことにした。

そしてとりあえず、パソコンのデータを確認することを瀧川に伝える。

しかし、いざパソコンを開こうとすると、パスワードがその進行を阻み、そのパスワード解読はかなり難解なものとなった。

パソコンのデータを確認できなければ、今回またはこれまでの努力が実を結ばなくなる。

そこで梶は鑑識課の青木にパスワード解読を依頼するが、青木からは「パスワード解読に5年はかかる」といわれてしまい、結局パスワードは右京の手によって解読されることとなる。

パスワードは、稲葉の婚約者・奈穂子の趣味である、オディロン・ルドン(19世紀の画家)に因んだものだった。

こうして事件は公となり、結局、捜査一課と特命係の知るところとなってしまった。

アストラルシステムで働く上司・岸和田の犯行

パスワード解読によって確認されたパソコンのデータの内容は、

文科省サイドと、アストラルシステムに勤める岸和田啓吾(阪田マサノブ)との金銭のやり取りについて

であった。

岸和田は営業開発部部長で今回の「デジタル教科書」の売り込みにかなり熱意を上げており、その成功の暁には出世も密かに約束されていた。

その癒着問題を公に晒そうとしていた稲葉の存在を、岸和田は以前から知っており、どうしても口封じのために稲葉を殺害するしかなかった。

そうして稲葉宅にて、実際に殺害に及んでしまう。

この内部告発をインプットしたパソコンデータと、癒着問題が明らかになったことにより、アストラルシステムの運営企画は中断を迫られた。

同じく、文科省の担当者・城島忠彦(西ノ園達大)も収賄の容疑で逮捕された。

間違えた正義の振りかざし

事件は一応の決着を見せ、アストラルシステムの営業部部長・岸和田と、文科省課長・城島の逮捕劇で幕を閉じた。

しかし、今回の事件捜査で瀧川を犯人にまで仕立て上げ、警察のモラルから完全に逸脱しながらもなお、捜査二課に居座り続ける梶の存在に右京たちは視点を注ぐ。

梶は犯行を認めながらも、
「これは捜査二課を守るため、また収賄という歴とした犯罪を撲滅するため、それらを完遂する正義のためにやったことだ」

と半ば自分のしたことを正当化する旨を右京らに伝えた。

それに対して右京は、

「正義というのは我々が守らなければならない法律を立証するためのものであり、けっして組織を守るためのものではない」

ということを、声を荒げて梶に伝える。

今回の事件に「協力者」という形で事件解決を果たした瀧川は、警察協力という名のもとに少しばかりの誇りを持っていたが、

「もう1度やり直しましょう」

という右京らの説得に応じ、再び人生に向けて歩き出した。

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相棒 Season16 第17話 視聴者の感想

16話の感想へ18話の感想へ

衣笠副総監の大杉漣さんが死去

66歳で、急性心不全により亡くなった大杉漣さん。
突然の訃報に視聴者、制作スタッフも悲しみの声で溢れかえりました。

・杉下右京と衣笠副総監の対立
・峯秋との決着
・青木関連の決着
・桜田ひよりちゃんの出演は?

などさまざまな展開は今後どうなっていくのか大混乱となっています。

相棒16 大杉漣の後任・代役は?

今シリーズの相棒の衣笠副総監は需要な鍵を握っていたと予想され、代役は誰が務めるのか?
ということも気になります。

しかし、大杉漣さんがはまり役という評判が多く、代役は考えられないといった声もあります。
現在のところ、制作陣も含め模索中ではあると思いますが、果たしてどうなのでしょうか。

相棒 Season16 第18話 あらすじ予告

関東一円のATMから約2億5千万円の現金が不正に引き出される事件が発生。
防犯カメラの映像などから“出し子”と呼ばれる現金の引き出し役が多数特定され、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)も捜査に駆り出される。

そんな中、ある町工場の社長の撲殺死体が発見される。
そこで半年前まで働いていた中国人従業員が出し子の一人であることが分かり、右京と亘は工場を捜査。

すると敷地の一角に隠れた若い中国人女性・シャオリー(森迫永依)を発見する。
通訳捜査官・西村(矢野浩二)を通じて事情を聞くが、警戒しているのか何も語ろうとしない。

いっぽう、殺された社長は闇金に多額の借金があったらしく、専務の塹江(越村公一)によると、従業員の賃金さえ未払いだったという。
さらに、シャオリーが頻繁にメールでやり取りしていたことも判明し…!?

不正引き出し事件と町工場社長殺害事件に繋がりが!?
現場に居合わせた女性はなぜ証言を拒むのか?
ふたつの事件から思いも寄らない背景が浮かび上がる!

テレビ朝日

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