相棒16 16話 あらすじ&感想 月島幸子の卒業が心配されるもの降板はなし ※ネタバレ

相棒16

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2018/2/14にテレビ朝日で放送されたドラマ「相棒 Season16」第16話。

今回は淡い恋を発端にして、月本幸子(鈴木杏樹)とある男性との秘話から事件が起きます。

テーマは「捨て身の恋」。

とある消費者金融会社で乱闘騒ぎの事件が発覚し、その事件のさなかに烏丸晃司(池田成志)という男が刺されてしまい、意識不明の重体になってしまいます。

実はこの男、幸子が働く「花の宿」の常連客で、最近では幸子と良い仲になっていました。

そして何となく恋人気分で一緒にいるうちに、2人は相思相愛の関係になっていきます。

そんなときにいきなり起きた乱闘事件。

冠城亘(反町隆史)は2人を大きく見守りながら、何とか幸せになってほしいと願っていましたが、いきなり不幸を思わす「2人の悲劇」を前に、次は捜査の面から解決を図り始めます。

杉下右京(水谷豊)さんはいつも通りに花の宿を訪れ、静かに幸子を見守りながらも、亘とともに事件解決によって幸子の幸せを守ろうとします。

そんな矢先、幸子は思わぬ行動に・・・

さて、月本幸子は「本当にツイていない女」なのか、それとも「ツイている女」なのでしょうか?

運命の歯車が、少しずつ回り始めました。

それでは、相棒 Season16 第16話のあらすじと感想を紹介していきます。
※この記事はネタバレ含みます。

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相棒 Season16 第16話 視聴率

タイトル:「さっちゃん」
視聴率:14.8%

相棒 Season16 第16話 「さっちゃん」あらすじ(※ネタバレあり)

幸子と烏丸との出会い

烏丸は花の宿の常連客となってしばらく経った後、幸子のことを段々意識するようになる。

幸子の方も、この烏丸を特別に意識し始め、2人は次第に恋の話に花を咲かせていった。

烏丸は幸子の作るポテトサラダが大好きで、幸子は烏丸のためにその後もポテトサラダをよく作るようになる。

この頃から亘は、毎日常連として店を訪れる烏丸のことを少し気にし始め、念のために烏丸の素性を調べることにした。

そこで烏丸の素性が判明するが、烏丸はそんなことは露知らず、ただただ花の宿を訪れては幸子の手料理と談笑を楽しみ続けた。

そんな屈託のない烏丸の様子を見ているうちに、幸子は「この人とだったら…」と少し、将来のことを思うようになっていく。

ある日、二人は亘の仲介でデートすることになり、お互いのことをもっと深く知り合おうと親密な雰囲気に浸っていった。

しかしそんなデートの帰り道、チンピラがホームレスに暴行を加えている場面に遭遇し、そこで逆上した烏丸はそのチンピラ相手に怪我を負わせてしまう。

その後、烏丸が実は元暴力団員の前科者だったことが明らかになり(亘が以前に調べていたことによる)、幸子と烏丸はお互いの過去を知ったことをきっかけに、そのまま少し距離を置いた。

ラブリーファイナンスで乱闘事件

消費者金融・ラブリーファイナンスで乱闘事件が発生し、社員が1人死亡した後、その乱闘を仕掛けた犯人の男も意識不明の重症を負ったことが明らかになる。

この犯人こそが烏丸であり、烏丸は元プロボクサーかつ前科者であるため、こうした暴力事件には少し慣れている風に思われた(20年以上前に暴力団から足を洗い、その後はプロボクサーに転向していた)。

この乱闘事件を起こしたのがちょうど幸子と別れた後であり、この烏丸の行動にはやや無謀さ加減も疑われ始める。

「なぜそんなことをしたのか?」

この疑問をもとに捜査一課をはじめ特命係は、その乱闘事件に解決を得るため、烏丸とそのラブリーファイナンスを訪れる。

ラブリーファイナンスの実態

ラブリーファイナンスは表向きは正規の金融会社を装うが、その裏では女子大生にスポットを当てた売春斡旋をしていた。

その会社へ尋常じゃない様子で入っていく女性を見つけた烏丸は、ふっとその女性の姿に気を奪われ、「どうしたのか」と、その女性を見守る形でついて入った。

するとそのファイナンス事業の裏稼業である売春斡旋の実態が目の当たりとなり、烏丸はその女性を助けるために乱入し、女性を逃がしたあとで社員1人を刺してしまう。

そこで烏丸も重傷を受け、そのまま意識不明になって病院へ搬送された。

ラブリーファイナンスは暴力団関係の裏事務所であり、そんな斡旋稼業を暫く前からしていたことで、道徳的にも法律的にも検挙の対象になる。

そのため「烏丸の犯行には何らかの理由が必ずある」と踏んだ捜査一課と特命係は、ラブリーファイナンスと烏丸の行動の両サイドから捜査を展開していく。

幸子の活躍

幸子は烏丸が負った重傷の報せを、捜査一課の伊丹憲一(川原和久)から受けた。

そのときちょうど、烏丸の好きなポテトサラダを作っている最中だった。

報せを聞いた幸子は烏丸の犯行の理由を探るべく、この後から単独で動き始める。

まず、

「なぜ烏丸がいきなり金融会社に乗り込んで、そんな乱闘騒ぎを起こしたのか?」

という疑問があがり、この疑問を解決しようと動いて行った。

そこで金融会社の裏の実態を探るべく、幸子は単身でラブリーファイナンスの周辺を洗い始める。

その幸子を心配した右京と亘は、幸子の心を傷つけないよう陰から見守る姿勢を軟く持ち、幸子の行き先を把握しながら、同じくラブリーファイナンスの身辺を探っていった。

ラブリーファイナンスの裏稼業が明らかに

やがて幸子や右京たちにも、このラブリーファイナンスの裏稼業・女子大生の売春斡旋の実態が明らかになり始める。

それは事件現場に残されていた「女性物の靴」に起因しており、事件当時にいた女性社員の靴のサイズと検証してみたところ、誰の靴にも合わなかったことにヒントを得ていた。

「いったいこの靴の持ち主は誰なのか?」

という疑問を抱えつつ、右京、亘、幸子はその女性の身元を探っていった。

靴の持ち主はバレエ経験者

靴の持ち主が判明したのはそれから後、事件現場に残された足跡(ゲソコン)から、

「靴の持ち主はバレエ経験者ではないか?」

と推測されたことによる。

ラブリーファイナンスの裏稼業を知った捜査一課はその顧客リストを入手しており、そのうちから「バレエ経験者」を検索してみると、渡辺真子(田原可南子)という女性があがり、重要参考人としてこの真子の所在を突き止めようと試みた。

しかし真子は、ラブリーファイナンス社員の葛西、八尋という男らに連れ去られており、その所在はなかなか判明しない。

幸子の捨て身の行動

幸子は「売春斡旋させられる女性を助けるために烏丸が犯行に及んだこと」を知り、烏丸の罪を少しでも軽くするべく、また売春させられる女性を助けるためにも、捨て身の行動でラブリーファイナンスの撮影所に乗り込んだ。

そこには真子をはじめ、ラブリーファイナンスの社員らがいた。

そして幸子は拳銃を突きつけ、

「本当のことを教えて!」

と一点張りで、とにかく事件当時の烏丸と社員との関係と経緯を、洗いざらい告白するよう社員らに要求した。

警察に事情聴取されたラブリーファイナンスの社員らは、口をそろえて「烏丸が勝手に入ってきて、いきなり暴れ出した」と証言していた。

これに反論するべく幸子は、「烏丸が怒った本当の理由とその一部始終」を、全て明るみに引き出すことを目的にした。

この幸子が持参した拳銃はモデルガン。

一触即発の空気が辺りを包んでいた頃、右京たちがその現場へ駆けつけた。

真子の保護と、事件解決

ラブリーファイナンスで撮影されていたアダルト映像は、真子も了承させらせた上での合法的なものだった。

理由は金の困窮である。

しかしそんな経緯を知った幸子は真子に対して、

「そんなことをしたら、あなた一生後悔することになるわよ」

と厳しくも優しく諭した。

真子はこれを聞いて涙を流し、その後たまらず幸子に泣きついた。

そして真子は「事件発生時の一部始終を映したビデオ」の在り処を右京らに伝えた。

実は真子は事件当日、そのビデオカメラの本体を持ち去っていたのだ。

その動画によって、烏丸の正当防衛が証明されることになった。

ラブリーファイナンスの社員らは裏稼業の現行犯をもってすでに確保されており、さらに「自分たちの悪行を明らかにするビデオ動画」まで出てきたことから、その後、事件発生時の正確な顛末を洗いざらい告白することになった。

こうして事件捜査は一応決着する。

烏丸の犯行動機

烏丸はやがて病院で意識を取り戻し、その後も順調に回復していった。

烏丸に面会しに来た右京らは、あらためて事件発生時の経緯を烏丸本人から聞かされることになる。

「困惑しながら金に困り、自分の運命を変えるために稼ごうとしている女性を見たとき、ふっと幸子のことを思い出してしまい、その女性と幸子を重ねるようにして見てしまった。

だから女性を助けたのは、幸子そのものを助けるために出た行動だった。

そのときに相手を殴ろうとしなかったのは、自分が元ボクサーだったから。

しかし人を殺したことの責任は取ります。」

と端的ではあるが、烏丸は自分の犯行の骨子を全て告白していた。

恋人が好きなポテトサラダ

退院後、烏丸は拘留された。

そこへ幸子が面会に来る。

談笑しながら烏丸は幸子に、

「逆境に立たされたときにこそ、人間の真価が試される。

だから今は苦しくても、ずっとそのリングに立ち続ける甲斐はあるよ。

さっちゃん、ファイト!」

という旨を静かに伝えた。

右京らはその日も花の宿を訪れる。

カウンターにはポテトサラダが用意されていた。

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相棒 Season16 第16話 視聴者の感想

月本幸子

月島幸子の卒業が危惧された回でしたが、どうやら卒業は回避したようでほっとした視聴者が多かったですね。

15話の感想へ17話の感想へ

相棒 Season16 第17話 あらすじ予告

IT会社の営業マンが自宅で殺害され、個人所有のパソコンが奪われる事件が発生。
捜査一課の伊丹(川原和久)と芹沢(山中崇史)は窃盗犯による強盗殺人と見ていたが、右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は被害者の職業から、何らかのデータを狙った犯行も視野に捜査に乗り出す。

すると、本来は汚職などの経済事件を担当する捜査二課の刑事・梶(矢島健一)も、この殺人事件を追っていることが判明。
梶は中央省庁における贈収賄事件を捜査しており、殺された営業マンがその関係者とにらんでいた。

しかし梶は、捜査一課に協力を申し入れることで情報が漏えいすることを危惧し、特命係に捜査協力を提案する。
一課が追う殺人と、二課の梶が追う贈収賄。

ふたつの事件に繋がりを感じた右京と亘は、手分けして捜査を進めることに。
贈収賄疑惑の捜査に着手した亘は、被害者の勤務先で、彼が文科省の推進するデジタル教科書の案件に携わっていたという情報を掴む。

いっぽう殺人の捜査に臨む右京は、被害者の隣人・瀧川(山中聡)の声が、事件を通報した“匿名通行人”の声と一緒であることを突き止める。
さらに、瀧川に窃盗の前科があることも発覚して…!?

怪しげな隣人と強盗殺人の関係は?
事件の裏に見え隠れする官僚の収賄疑惑
関係者の思いが交錯する結末に誰もが騙される!

テレビ朝日

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