「ディーン・フジオカ」という名前が、日本のドラマ界に彗星の如く登場したのが2016年ごろ。
瞬く間にお茶の間に知られるようになりました。
その間、彼の出演したドラマも人気に伴って着々と増えていき、「ダメな私に恋してください」「IQ246〜華麗なる事件簿〜」 「精霊の守り人」「今からあなたを脅迫します」などでも、いろいろな役を演じてこられました。
そしてこの春には「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」で主演をすることとなり大きく話題にもなっています。
そこでディーンさんの新たなドラマを楽しみにしつつ、彼の演技力などの考察もしてみたいと思います。
ディーン・フジオカさんの演技力での評判
ディーン・フジオカさんの演技力に関しての世評としては、演技を絶賛されてる方々も多くいらっしゃる一方で、
「イケメンだけど演技が少し残念です」とか、
もっとダイレクトに「演技は下手だと思う」等
といったご意見が、ネット上にもチラホラ見受けられるのも否めません。
しかもドラマの回を重ねるごとに、玉石混交の批評が増えてきている感があります。
そう ずっと言いたかったんだけどディーンフジオカって演技ド下手だよね 世の中ではどうしてか上手いって言われてるし周囲に好きな人がいて言えなかったけど なにやっても一緒だもん
— どすこい麿子ちゃん (@mt_moonchan) 2017年12月2日
前から思ってだけど、ディーンフジオカ、顔は好みだしカッコいいな、て思ってたけど。
演技下手だよね。ワンパターンの棒読み
— m9ke (@km_345_mog) 2018年3月22日
大倉ドラマ嬉しいけど…ディーンフジオカか~…演技が好きじゃない(´゚ω゚`)
— ちー (@tie_tdys) 2018年2月10日
ダメ恋、ディーンフジオカの演技の酷さと深キョンの可愛さがプラマイゼロって感じだ
— U2A (@__u__501) 2018年1月24日
演技を絶賛する声
ディーン・フジオカってボク的にはベシャリの演技は上手いとは思わないけど、表情や仕草、動きは抜群に上手いと思う。
— とろろ (@tororo_nattou) 2017年11月26日
#今からあなたを脅迫します 内容はもちろん面白いんだけど、何より脅迫屋役の三人組の演技が上手だからドラマに引き込まれてしまう。
特にディーンフジオカがあんなに演技が上手いとは思わなかった!
とにかく純粋に面白い!— じょばんに (@kD9fQrqGDBljlA3) 2017年11月12日
イケメン
演技できる
歌上手い
作詞作曲も自分でやるディーンフジオカどうなっとんねん✋🏼
— 白い繭 (@_srmy) 2017年6月30日
2018年4月から始まるドラマ「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」でも、彼の演技力の点が初回から大きくクローズアップされてくることでしょう。
[ad#ad-1]ディーン・フジオカさんの言語について
ドラマの中の俳優さんの演技力を語る時には、言葉でセリフを喋った演技力も問われます。
その点では、ディーンさんの日本語以外の語学力が逆に邪魔しているようにも感じます。
日本語をずっと喋って長く日本で生活をしている人と、他国の言語でずっと異国で生活してきた人が、もしもドラマの中で同じ日本語のセリフを喋ったとしたら。
果たして2人ともが同じような語力を駆使した演技力で、私達に伝えてくれるかどうかというような問題です。
また反対に、日本語で素晴らしい演技をされる俳優さんが、もしも英語で喋って同じ演技を外国でされたとしたら
現地の外国人をも唸らせるほどの自然な喋り口調での演技力を、英語の言葉にも乗せて表現ができるでしょうか。
どちらかの言語に長けての演技表現ならできるかもしれません。
しかし、両方の言語を共にナチュラルに表現しての演技となると、両語学力での相当な時間経験も必要になってくるのではないかなと思うのです。
ディーンフジオカさんは外国圏での生活が20年以上と長く、今なお生活の拠点はインドネシアにあります。
俳優としては、日本語の微妙な言い回しや言葉を発しながら、セリフを演技にも反映させていかなければなりません。
その点を彼に求めるのは、まだ早いのかもしれないなぁと感じます。
大半を外国で過ごして来たディーンさんは、見た目は日本人ではあります。
しかし、ここ2、3年くらいしか実質的に日本での滞在がない事からも、普段は日本語がメインではないのかな・・・と演技の中でも感じることがあるのです。
また、ドラマだけではなくバラエティー番組などにおいても彼は、「うーーん、何て言ったらいいのかなぁ・・・」と数秒考えた末に、慎重に言葉を選びながら話し出すような姿がしばしば見られました。
私達みたいに、無意識のうちに日本語が感情に直結しているわけではないのだと思います。
そのようなことから、ディーンさんが普段使う言語は、日本語以外なのではないのかな・・・と感じられます。
それでもディーンさんの演技に期待すること
彼の異国の地での12年以上の俳優生活を考えると、普通の枠に収まるような、今まで日本のドラマで私達がよく見てきたような演技力をディーンさんに即座に求めるのも、少し違うような気もします。
もちろん郷に入っては郷に従えも大切です。
せっかくのディーンさんのような経歴の持ち主だからこそ演じられるドラマ
今まで既存の日本ドラマでは見たこともないようなベクトルでの演技力を必要とするようなドラマが、新しく「ディーン・フジオカ」から生まれてきても良いような気がするのです。
特にディーンさんは、日本語を含めた多言語力、アクション、剣使いなどが抜群に優れている俳優さんです。
彼が演技の一環としてそれらを前面に押し出すシーンなどでは、きっと日本の俳優さんでも霞んでしまいそうなくらいの実力の持ち主なのではないでしょうか。
個人的には、できれば内面の細やかな情緒や心情を日本の言葉に乗せて表現するような演技力よりも、見ていて分かりやすく心をスカッとさせてくれるような、外向きの派手めの演技力の方が、今のディーンさんにはしっくりくるような気がします。
「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」の放映を前にして、ディーン・フジオカさんには多くのファンからの期待がすでに寄せられています。
彼がどのように主役を演じてくれて、心に残るような人物像を創り上げてくれるのか・・・
毎週楽しみにしながら、彼が今回のドラマを通してまた覚醒していく姿を私も最後まで見届けたいと思います。
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