エヴァンゲリオンの使徒アダムやリリス、リリンの正体と目的について考察

大人気アニメで世界にファンが多い新世紀エヴァンゲリオン
テレビ放送からすでに21年たったいまでも人気は衰えず、世界中でファンが存在します。

私は去年の６月ですが、洞爺湖マンガ・アニメフェスタに初めて行きました。
コスプレの中には、エヴァンゲリオンのキャラクターをしている方が数多くいました。

また、痛車でもエヴァのデザインをした車が数多く展示していました。
すごくエヴァのファンが多いことを肌で感じました。

ちなみにカメラを持っていきましたが、撮影を快く許可してくださる方が多くてとても楽しい経験をさせていただきました。

そんなエヴァンゲリオンを観た人が必ず抱く疑問、「使徒っていったい何者？」という疑問です。
はっきりと、アニメの中では触れない部分ではありますが、観た人は何となくのイメージで「地球を脅かす敵」というイメージを持つでしょう。

ここでは、エヴァに登場する使徒の正体について深く、より知識を高めて書いていこうと思います。
これを読んでいただければ、もっとエヴァが好きになってくれると思います。
アニメの内容と違う点があると思いますが個人の見解ですのでご了承ください。

はじめに

エヴァに登場する使徒は、第1使徒から第18使徒までいます。

アニメの舞台である第三東京市に襲来する謎に包まれた生命体です。
それぞれ形が違い、特徴があります。

彼らにはそれぞれ名前がついており、キリスト・ユダヤ教の文書に登場する天使の名前から来ています。

第1使徒「アダム」

南極で発見された使徒でセカンドインパクトの引き金となったとされる使徒です。

アニメの中ではあまり触れられませんが、葛城ミサトの父親が率いる葛城調査隊が南極で調査に行ったところ、世界を崩壊させる大爆発「セカンドインパクト」が起きてしまう。というのが公式発表となっていることがアニメでは語られています。

しかし、実はそれは間違っていて、碇ゲンドウやNERV（ネルフ）の上層部ゼーレによって人為的に引き起こされるのです。

「人類補完計画と」いう人間を完全な生命体にしようとする計画のために、セカンドインパクトが起きてしまうのです。

この使徒は、「生命の源」と呼ばれ『生命の実』という実を神から与えられたものです。
このアダムが、第3使徒から第17使徒を生み出したいわば「祖」です。
この実を持っていることで無限の命を持っています。

第2使徒「リリス」

リリスはアダムとは異なる「生命の源」と呼ばれる使徒で、地球上に存在する生物のルーツと位置付けられています。

リリスの最終形態は、第18使徒のリリンという人類を指します。
人類はアダムと異なり、『知恵の実』を神から与えられ、人類はエヴァンゲリオンをつくり使徒と対抗する手段を生み出すのです。

リリスは、ターミナルドグマというNERV（ネルフ）本部の地下深くに封印されています。

第18使徒「リリン」

第2使徒リリスから生み出された、人類のことを指しています。
唯一群れを成して行動する使徒です。

劇場版の第25話で、葛城ミサトのセリフでリリンの存在が明らかになります。

リリスから受け継いだ「知恵の実」を持つものなので、科学という力を武器にエヴァをつくったり、人類補完計画を計画したりできるのです。

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使徒の正体と目的とは？

使徒がなぜ人類を襲うのか。
その目的は、「完全な生命体になろうとするから」と言えます。

第1使徒、第2使徒それぞれ生命の実、知恵の実を持っているということを述べました。
両方の実を持つものが神であり、完全な生命体＝神になるということです。

使徒は神になろうと、知恵の実を奪おうと人類を攻撃します。
また、人類は完全な生命体になるために使徒を研究し対抗するのです。

つまり、互いに不完全な生命体が互いの実をかけて、戦いをしているということなのです。
そして、人類が使徒と対抗するためにつくり上げたのがエヴァンゲリオンで、碇ゲンドウたちは神をつくり、完全な生命体になるために戦っているのです。

最後に

今回は、アダムやリリス、リリンについて考察しました。
使徒が一体なぜ攻撃するのか。
それは、互いの実を奪い、完全な生命体である神になろうとして人類を攻撃しているんだ。ということがわかっていただけたら、エヴァを理解できるのではないかなと思います。